はじめに
MT4の自動売買は、24時間取引可能であり、感情を排除した取引を行うことができるため、多くのFXトレーダーに人気があります。そこで、今回はMT4の自動売買に特化したおすすめ口座(証券会社)を厳選して紹介します。
自動売買初心者の方にもおすすめの口座となっておりますので、是非参考にしてみてください。
MT4とは何か?
MT4とは、MetaTrader 4の略称で、外国為替証拠金取引(FX)やCFD取引などのオンライン取引プラットフォームです。MT4は、多数の通貨ペアや金融商品のチャート分析が可能で、EA(Expert Advisor)と呼ばれる自動売買システムを使うこともできます。
MT4が使えるFX会社の選び方
国内FX業者(金融庁登録)であること
国内FX業者は、日本の金融庁によって監督され、法的に保護されています。これにより、顧客の資金や取引が安全に保護されるため、投資家は安心して取引を行うことができます。また、国内FX業者が倒産したとしても、信託保全により私たちの資金が担保されるなど私たちの大切な資産を守ってくれます。
スプレッド(取引コスト)の比較
スプレッドは、トレーダーが取引をする上で必ず発生するコストであり、トレードの成否や収益性に直接影響を与えるため、非常に重要な要素となります。狭いスプレッドは、注文約定率の高さや約定価格の正確性、トレード手数料の低さなど、トレードにおいて重要な要素がバランスよく備わっていることを意味しますので、スプレッドを比較しながらFX会社を選ぶのは重要です。
サポート(電話やメールなど)の比較
FX取引を行う上で、万が一問題が発生した場合に迅速かつ適切に対応してくれるサポート体制は非常に重要な要素です。最近では、チャットやSNSなどのインターネットを通じたサポート体制も充実してきています。トレーダーは、サポート体制を重視することで、取引におけるストレスを軽減しながら安心してトレードができます。
取引通貨ペアや最低取引単位等の利便性の比較
FX取引においては、通貨ペアや最低取引単位を比較することで、自分にとって最適な取引環境を選ぶことができます。トレーダーは、自分の取引スタイルに合った通貨ペアや最低取引単位を提供する業者を選ぶことで、効率的な取引を行うことができます。
あと、FX業者の利便性やキャンペーン等その他の情報も比較しておきましょう。
MT4の自動売買に特化した国内FX会社
MT4でEAが使える国内FX業者で、おすすめの国内FX会社を3社ご紹介します。
1.FXTF(ゴールデンウェイ・ジャパン)
ゴールデンウェイ・ジャパン株式会社は2006年に設立された、金融庁の関東財務局長(金商)第258号に登録されている国内FX会社です。所在地は、〒108-0073 東京都港区三田2-11-15 三田川崎ビル4F です。
FXTFの特徴
FXTFの特徴は、なんといってもスプレッドの狭さにあります。米ドル/円が0.1銭などMT4界でも最狭となっており取引コストを抑えることができます。ただ、自動売買(EA)で取引すると取引手数料がかかるようになっているので米ドル/円で実質0.5銭となっていますが、それでも最狭となっています。
また、サポート体制についても平日(祝日も含む) 8:00~22:00と日中から夜にかけて受け付けているため、サポート体制はまずまずです。
取引通貨ペアの種類は30種類で、業界最小値の1000通貨から取引可能です。あと、上記のバナーにもあるように新規口座開設キャンペーンも随時行われています。
FXTFのデメリットとしては、エントリー時に指値・逆指値が5Pips以上でないと設定できません。あと、上記にもある通り自動売買(EA)で取引すると取引手数料がかかるため利便性という意味では少し悪いです。
2.外為ファイネスト
外為ファイネスト株式会社は1999年に設立された、金融庁の関東財務局長(金商)第102号に登録されている国内FX会社です。所在地は、〒100-0005 東京都千代田区丸の内2-2-2 丸の内三井ビルディング です。
外為ファイネストの特徴
外為ファイネストの特徴はスプレッドやスワップ、その他利便性(取引で不自由しない口座)が良い事です。おすすめしている3社の中で一番使いやすいです。
サポート体制については『電話』で平日9時~18時までの間受け付けています。
取引通貨ペアの種類は30種類で、業界最小値の1000通貨から取引可能です。キャンペーンに関しては、自動売買ができるFX会社の中で一番充実しておりキャンペーン好きな方にもおすすめです。
外為ファイネストのデメリットとしては、上記にもある通りサポート体制が他2社に比べて弱いところです。
3.OANDA証券

OANDA証券株式会社は2004年に設立された、金融庁の関東財務局長(金商)第2137号に登録されている国内FX会社です。所在地は、〒102-0093 東京都千代田区平河町1-3-13 CIRCLES平河町 10階 です。
OANDA証券の特徴
OANDA証券の特徴としては、スプレッドがFXTFよりも良くなる場合がある点と、スワップポイントに関してだけいえば、MT4業者内というよりもGMOやDMM等(国内FX業者でスワップポイント最優良業者)にも引けを取らない数値となっています。
また、サポート体制についても『メール、LINE』で24時間受け付けているため、サポート体制は整っていると言えます。
取引通貨ペアの種類は40種類で、1万通貨から取引可能なので他2社から比べると取引可能通貨の面では少し不利です。あと、キャンペーンはあまり行われていませんが、独自のインジケータ(オープンオーダ等)は充実しています。
OANDA証券のデメリットとしては、最小の取引量が1万通貨からという所です。1万通貨以上しか取引しない方なら問題ないですが、自動売買初心者で1000通貨から試したいという方には不向きです。
まとめ
以上、ご紹介した3社でしたがどの社にも特色がある事がお分かりいただけたと思います。
特に FXTFと外為ファイネストは1000通貨から取引できるため、自動売買初心者の方にもおすすめです。中でもスプレッドが狭く、サポート体制が充実しているFXTFは一押しです。
ただ、昨今の米ドル/円はスワップポイントがかなり大きくなってきているため、OANDA証券も捨てがたいFX会社となっています。
※上記3社のスプレッドについて、より詳しく分析した記事はこちら
※MT4が使える国内FX業者を全てまとめました
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