「CFD取引で自動売買(EA)を始めたいけど、どの国内FX業者でMT4・MT5が使える?」「ゴールドや株価指数CFD、商品CFDをEAで取引するなら、どこが最適?」
そんな方に向けて、MT4・MT5に対応し、EAでゴールド・株価指数・商品CFDが取引できる国内業者を最新情報でまとめました。スプレッド・取引条件・注意点も詳しく解説します。
MT4・MT5・EAが使える国内FX業者一覧【2025年版】
業者名 | プラットフォーム | 特徴 | スプレッド (日経225) | 取引量 (日経225) | |
---|---|---|---|---|---|
![]() OANDA証券 | MT4・MT5 | 商品・株価指数CFD スプレッドが狭い! オープンオーダーが使える! | 約5.0ポイント | 1~10000 | オススメ!口座開設 |
![]() 楽天証券 | MT4 | 商品・株価指数CFD 取扱銘柄多数 大手ネット証券で安心! | 約7.0ポイント | 1~5000 | 口座開設 |
![]() フィリップ証券 | MT5 | 商品・株価指数CFD 重要時間帯も電話サポート可能! | 約10.0ポイント | 1~1000 | 口座開設 |
![]() FOREX.com | MT4 | 株価指数CFDのみ | 約6.0ポイント | 10~5000 | 口座開設 |
![]() 外為ファイネスト | MT4 | レート表示のみ(取引不可) | – | – | – |
![]() FXTF | – | MT4未対応 | – | – | – |
※2025年9月時点の情報です。最新情報は各社公式をご確認ください。
各業者の取扱CFD銘柄まとめ
CFD取引をする上で、業者ごとの取扱銘柄は重要な選定ポイントです。以下に各業者の対応銘柄を簡単にまとめました。
業者名 | ゴールド | プラチナ | 株価指数CFD | その他商品CFD |
---|---|---|---|---|
楽天証券 | ✅ | ✅ | ✅(計22銘柄) | ✅(計18銘柄) |
OANDA証券 | ✅ | ❌ | ✅(計14銘柄) | ✅(計10銘柄) |
FOREX.com | ❌ | ❌ | ✅(計18銘柄) | ❌ |
フィリップ証券 | ✅ | ✅ | ✅(計4銘柄) | ✅(計5銘柄) |
銘柄数では楽天証券が最も多く取り揃えています。
各業者スプレッドまとめ
スプレッドも重要な選定ポイントです。以下に各業者のスプレッドをまとめました。
指数 | OANDA証券 | 楽天証券 | フィリップ証券 | FOREX.com |
---|---|---|---|---|
ゴールド | 8.2 | 4.0 | 6.4 | – |
日本225 | 5 | 7 | 10.3 | 6 |
オーストラリア200 | 3.2 | 1 | – | 5 |
中国A50 | 8 | 5.6 | – | 11 |
香港HS50 | 7 | 8.6 | – | 30 |
シンガポール | 3.5 | 0.67 | – | 0.4 |
ユーロ50 | 1 | 1.7 | – | 2.5 |
ドイツ30 | 3 | 7.3 | – | – |
フランス40 | 1.4 | 0.5 | – | 1.9 |
オランダ25 | 0.25 | 0.3 | – | 0.3 |
英国100 | 1.5 | 2 | – | 6 |
ナスダック | 0.8 | 1 | 1.5 | 1 |
ラッセル2000 | 0.3 | 0.9 | – | 0.3 |
S&P500 | 0.4 | 0.5 | 0.5 | 0.6 |
ダウ | 2.5 | 3.8 | 2.6 | 2.2 |
多くの指数でOANDA証券のスプレッドが特に狭い水準となっています。
CFD業者の選び方と確認すべきポイント
自動売買やCFD取引を始める前に確認しておきたいのは以下のポイントです。
- 取扱CFDの種類:ゴールド・原油・株価指数などの対応銘柄
- スプレッド・コスト:取引コストの低さはEA運用で特に重要
- 対応プラットフォーム:MT4・MT5のどちらに対応しているか
- 取引時間やスワップ条件:夜間や祝日の取引・保有コストを確認
これらを確認し、自分の取引スタイルやEAの仕様に適した業者を選びましょう。
国内FX業者を個別に確認
OANDA証券(MT4・MT5対応)
OANDAは、EA運用で最も信頼される国内FX業者のひとつです。
特に「約定の安定性」「サーバー遅延の少なさ」には定評があり、バックテストとリアルトレードの乖離を最小限に抑えられる点が大きな魅力です。
- 取引条件
- 株価指数など主要銘柄のスプレッドは安定的に狭め
- ゴールド(XAUUSD)はややスプレッドが広め
- 約定スピード・安定性は業界トップクラス
- EA運用との相性
- MT4/MT5対応のため、バージョンによるEAの制限は無し
- 約定拒否やリクオートがほぼなく、ナンピンEA・スキャル系でも安定
- 強み
- 世界的に信頼されている金融ライセンス保持(米・英・日など)
- 長年の実績と高い透明性
- MT4/MT5の両方対応で、柔軟に対応できる
- 取引時間:7:00〜翌5:50(夏時間)
- 取扱銘柄:スプレッド表に記載の銘柄
👉 ゴールドのスプレッドは広めですが、その分「安定約定でスリッページが抑えられる」ため、結果的にEAの運用効率が良くなるケースもあります。短期的なコストよりも「長期で安定して運用できる安心感」を重視するなら、OANDAが最有力候補といえるでしょう。
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フィリップ証券(MT5対応)
MT5に対応し、商品CFD・株価指数CFDを取り扱う業者。金・銀・原油などの商品CFDや、日経225などの株価指数CFDが取引可能。Mac版MT5も公式サポートされています。
- 取引条件:商品CFD・株価指数CFDの主要銘柄
- EA運用との相性:MT5公式サポートで安定稼働可能
- 強み:Mac版MT5をサポート、電話サポート◎
- 取引時間:7:00〜翌5:50(夏時間)
- 取扱銘柄:スプレッド表に記載の銘柄
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楽天証券(MT4対応)
大手ネット証券の中で唯一MT4に対応。取扱銘柄が紹介している業者の中では最も多いです。スプレッドも問題ありません。また、楽天銀行との連携やポイントプログラムもあり、FX初心者にも始めやすい業者です。
- 取引時間:7:00〜翌5:55(夏時間)
- 取扱銘柄:スプレッド表の銘柄、Switzerland 20(SMI)、Spain 35(IBEX 35)、Germany 40(DAX 40)、Italy 40(FTSE MIB)、台湾50、中国H株、米国TEC、日本TPX
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FOREX.com(MT4対応)
株価指数CFDに強い業者 で、日経225やNYダウなど主要指数を網羅。
海外でも知名度が高く、CFD取引を幅広くしたい人に向いています。
- 強み:海外実績のあるグローバルブランド
- 取引条件:株価指数CFDを中心にカバー
- EA運用との相性:MT4対応でスムーズに利用可能
- 取引時間:7:00〜翌6:00(夏時間)
- 取扱銘柄:スプレッド表の銘柄、Switzerland 20(SMI)、Spain 35(IBEX 35)、Germany 40(DAX 40)、Italy 40(FTSE MIB)
なぜ海外FX業者を紹介しないのか
当サイトで海外FX業者を掲載しない理由は以下の通りです:
- 出金拒否やトラブルのリスクがある
- 国内の方がスプレッドが低い
- 税制上の優遇(国内は一律20.315%)
- 電話サポートなど日本語対応が充実
海外業者にもハイレバやキャンペーンのメリットはありますが、リスク回避の観点から国内業者を推奨しています。
国内FX業者の場合(OANDA証券)
安心の信託保全

OANDA証券株式会社(以下、当社)はそのOANDAグループに所属する日本法人です。当社は、日本の法律に基づき、金融庁に登録、日本証券業協会、金融先物取引業協会、日本商品先物取引協会等に加入し、健全な営業を続けています。お客様からお預かりした証拠金等の資金も三井住友銀行及びSBIクリアリング信託にて信託保全を行うことにより、分別管理を行っており、万一、当社が破綻した場合でも、信託保全されたお客様の資産は保全されますので安心してお取引いただけます。
よくある質問(FAQ)
Q. MT5に対応している国内業者は?
A. OANDA証券とフィリップ証券がMT5に対応しています。
Q. 日本株の個別銘柄CFDは取引できますか?
A. 国内業者(MT4・MT5)では、個別株CFDの取扱いはなく、株価指数CFDのみの対応です。
Q. 株価指数CFDで人気の銘柄は?
A. 日経225、NYダウ、ナスダック、S&P500などが人気です。
Q. EA運用時に注意すべき点は?
A. スプレッド変動や取引量の制限、スワップや取引時間の制限を事前に確認しましょう。
まとめ
国内でCFDのEA運用をするなら、まず押さえておきたいのが OANDA証券 です。
約定の安定性やサーバー性能の高さに定評があり、バックテストとリアルトレードの乖離を抑えたい人に特に向いています。ゴールドのスプレッドはやや広めですが、その分スリッページを抑えた安定運用が可能で、長期的なEA運用効率にもつながります。
一方で、他の業者もそれぞれ特徴があり、用途に応じて選択肢になります。
- フィリップ証券 … Mac版MT5対応や電話サポートが充実。初心者でも安心してEA運用可能
- 楽天証券 … MT4対応かつ取扱銘柄数が豊富。CFDの銘柄選び重視ならおすすめ
- FOREX.com … 株価指数CFDに特化。海外実績のある環境で幅広く取引したい人向け
👉 結論としては、安定したEA運用を重視するならOANDAを第一候補に。
さらに「Mac版MT5を使いたいならフィリップ」「銘柄数で選ぶなら楽天」と、目的に応じて使い分けるのが最適です。
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