はじめに
MT4が使えてさらに自動売買(EA)ができる・できない日本国内のFX業者全てをまとめています。
※海外FX業者は載せていません(理由は最後に記載してます)
FXをMT4で始めようと思われている方、MT4が使える別業者を探されている方、各業者のスプレッド、スワップ、業者の仕様等を確認したい方は参考にして頂ければと思います。
個人的なオススメ度を判定しています。
オススメ度について
オススメ度判定は、以下3点で判断しています。
①スプレッド
通常時のスプレッドはもちろん、指標発表時のスプレッド等も考慮しています。
②スワップポイント
スワップポイントもFX業者を選ぶうえで重要な項目です。
③利便性
EAが使えるかどうか、指値制限、取引枚数の融通、キャンペーン等も考慮しています。
※スプレッド・スワップ共に米ドル/円を基準にしています
※DD(ディーリングデスク)方式かNDD(ディーリングデスク)方式かについて、一覧表に一応載せてはいますが私は特に意識していません
国内FX業者
MT4が使えるFX業者一覧
※2023年09月22更新
【MT4】業者名 | オススメ度 | スプレッド | スワップ | EA | NDD | 業者の利点 |
---|---|---|---|---|---|---|
![]() OANDA Japan | 0.4~0.8銭 | ◎ | 〇 | 〇 | 低スプレッド 良スワップ | |
![]() FXTF | 0.1銭+手数料 | △ | 〇 | 低スプレッド 安定したスプレッド | ||
![]() 外為ファイネスト | 0.5~0.9銭 | 〇 | 〇 | 〇 | 利便性〇 多取引量 | |
![]() FOREX EXCHANGE | 0.5~0.8銭 | 〇 | 〇 | 〇 | 早朝スプレッドが狭い | |
![]() 楽天証券 | 0.5銭 明記無し | 〇 | 〇 | 大手ネット証券会社 | ||
![]() FOREX.com | 0.9~1.6銭 | 〇 | 〇 | 取引通貨ペアが多い ノックアウトオプション | ||
![]() デューカスコピー・ジャパン | 0.5~0.9銭 | 〇 | 〇 | 〇 | ||
![]() アヴァトレード・ジャパン | 約1.2銭 | 〇 | ||||
![]() Plus500JP証券 | 1.0銭~ | 〇 | 〇 | |||
![]() JFX | 0.2銭~ | △ | × | 〇 | 小林社長 キャンペーン |
MT4が使えなくなってしまったFX業者一覧
【MT4】業者名 | オススメ度 | スプレッド | スワップ | EA | NDD | 業者の利点 |
---|---|---|---|---|---|---|
![]() サクソバンク証券 | 平均0.3銭 | 〇 | 2022年9月よりMT4利用不可となった |
主要通貨スプレッド比較
※2023年04月05更新
数値はPips(銭) でFXTFはEA手数料込みの表記
結局どのFX業者がいいの?
EAを運用していくには結局どのFX業者がいいの?というこでスプレッドや状況毎にまとめました。
とにかくスプレッドを抑えたい場合
スプレッドの狭さ、安定性を求める場合はFXTFがおすすめです。一覧表を見てもわかりますが殆どの通貨において最狭値となっています。
ただし1つ問題があります。たとえば指値で4pips取りに行くだけのEAを動かす場合はFXTFは使えません。なぜかというと、FXTFは5pips以上からしか指値、逆指値を新規・変更設定できないのでEAがずっとエラー出してエントリーしてくれないです。あとスワップがちょっと悪めです。
2023年4月1日(土)~2023年4月28日(金)取引終了時
新規口座開設が完了し、10営業日以内に新規建て1取引をされた方に、3,000円プレゼント。
※取引数に応じたキャッシュバックキャンペーン等も実施中です
利便性を重視したい場合
スプレッドやスワップ、その他利便性(取引で不自由しない口座)を求める方へのおすすめは外為ファイネストです。
FXTFのように指値注文の制限はなく、スワップもFXTFよりも良いです。1回の取引枚数も1000~1000万通貨まで可能なので◎。
スプレッドはFXTFに若干劣りますが、AUD/USDのスプレッドに関してはFXTFより良い時がかなりの頻度であります。
スワップを気にする場合
スワップポイントを重視したい方へのおすすめはOANDA Japanです。スワップポイントに関してだけいえば、MT4業者内というよりもGMOやDMM等(国内FX業者でスワップポイント最優良業者)にも引けを取らない数値となっています。

スプレッドはFXTFと外為ファイネストとほぼ同じですが、経済指標発表時のスプレッドの開きが結構あり20pips程開く事もあります。あと1回の取引枚数が1万通貨~100万通貨と1000通貨から取引ができないので注意が必要です。2023年4月現在では2022年後半に比べ若干狭くなってきている感じです。
まとめ
上記でご紹介した3社のスプレッドとスワップを実データで監視し、詳細を『EAが使える国内FX業者【3選】』記事にまとめました。早朝・仲値・指標発表時等のスプレッド値の詳細を確認したい方は参考にしてみてください。
FX業者の紹介
上記で確認したFX業者をもう少し詳しく解説しています。
FXTF
私も、リアル口座を開設し利用中です
現在私がEAを動かしているメインの国内FX業者です。
米ドル/円のスプレッドが0.1銭なのでとても魅力的です。他の通貨ペアも軒並み低スプレッド(ユロ/ドル0.2銭、ポン/ドル0.7銭等)なので、裁量トレードでスキャルピングする際もスプレッドに泣かされる事無く気持ちよくトレードできます。EAを使うと少し手数料が発生しますが実質EAが使えるFX口座内では最安値です。※詳しくは詳細記事の手数料の項目を参照ください
コロナショック相場でもずっと0.1銭を維持していましたし、最近の雇用統計等の重要指標でも10銭未満(ほぼ4銭)なので、スプレッドに関してはめちゃくちゃ優秀です。週明け早朝含め早朝のスプレッドが4銭固定なのもありがたいです。
ただ、1つ注意する点があります。低スプレッドのしわ寄せだと私は思っているのですが、スワップがかなりのマイナススワップになっており結構痛いです。これを回避する方法は、早朝のメンテナス時間までポジションを持ち越さない事です。マイナススワップさえ回避できれば裁量オンリーのFX業者を含めたとしても、最高のFX業者の1つだと思います。
※2022/12/15現在 10万通貨でSは約-1727円、Lは約527円 (Lもマイナスにならないところは良心的と言っていいですね)
OANDA Japan(MT4)

私も、リアル口座を開設し利用中です
OANDA Japanは米ドル/円のスプレッドが約0.5銭(東京サーバーの場合)です。EAを動かせるFX業者の中ではかなり良い部類になります。
また、ロング時のスワップも良心的です。スプレッドとスワップの好条件を考えるとOANDA Japanが筆頭になってくると思います。
※2023/09/22現在 10万通貨でSは約-2700円、Lは約2000円
ただ、1回のトレード上限が100万通貨までになっています。ですので、100万通貨以上のトレードをされる方であれば不向きですが、100万通貨以内のトレードをする場合はオススメのFX業者です。また、下限が1万通貨なので1000通貨で取引を考えている場合は、ニューヨークサーバーにするか、別業者という選択になってきます。
直近の指標でスプレッドがかなり開いてしまいましたが、補填などもあり通常時は約0.5銭のスプレッドなので安心して自動売買を動かすことができます。手っ取り早く自動売買を始めたいという際はOANDA Japanが最適だと思います。
あと、基本的にはMT4での口座開設を考えておられると思いますが、口座開設さえしてしまえばMT5もすぐに使えるようになるのでこの点でもオススメです。
外為ファイネスト
私も、リアル口座を開設し利用中です
外為ファイネストは米ドル/円のスプレッドが0.5銭~で、ポジションを持った際のスワップは普通といった感じです。
※2022/12/15現在 10万通貨でSは約-1716円、Lは約801円
※現在キャンペーン中で、結構オススメのEA(スキャルピングモグラ)が上のバナーから口座開設するともらえます EAの詳細はこちら
ただ、外為ファイネストの強みは利便性とキャンペーンです。利便性については、上記OANDAは1000通貨の取引が難しかったり、サクソバンクは入金額が100万円必要だったりと制限がありますが、 外為ファイネストについてはそういった制限はありません。あと、キャンペーンに関しても外為ファイネストが(EAが使える国内FX業者内で)一番充実していると思います。グルメ系のキャンペーンやアマゾンギフト券でのキャッシュバック等をほぼほぼ絶えず行っているのでFXとキャンペーンを両方楽しみたい方にはオススメのFX業者となっています。
あとは、デモ口座が使いやすいのでその流れでデモから本番に移行しやすいというのもありますね。
FOREX EXCHANGE
FOREX EXCHANGE 公式ページ私も、リアル口座を開設し何度か有料EAを使いました
FOREX EXCHANGEは米ドル/円のスプレッドが約0.5銭~0.8銭で、OANDA Japanやサクソバンク証券に比べると広いです。ポジションを持った際のスワップはOANDA Japanと似たような感じです。
※2022/12/15現在 10万通貨でSは約-1930円、Lは約1390円
ただ、FOREX EXCHANGEの魅力はスプレッドとスワップではなく有料のEAがあらかじめ利用できる点です。有料のEAを単体で利用したり、複数組み合わせても利用することができます。有料EAで結果が良さそうな物を体感してみたいけど、数万円で購入するのはちょっと・・・という方にはオススメのFX業者です。
ただ、有料EAを使う場合は取引枚数に応じて手数料が掛かってくるため、最大10万通貨ぐらいでの運用ならいいですが、100万通貨を超えてがんがん有料EAを使ってやる!みたいな方であれば、有料EAを購入した方が最終的にはよさそうです。
※2022年11月25日をもって上記サービスは終了しました
あと、今チェックしている中では早朝のスプレッドが、米ドル/円で約1.0銭で推移しているので、早朝のスプレッドはとても優秀です。
楽天証券
楽天証券は米ドル/円のスプレッドが0.5銭だったんですが、最近は公式でも米ドル/円のスプレッドのみ明記されておらず、不安定なのかなと思います。ポジションを持った際のスワップは普通です。また、1回の取引で200万通貨まで取引できます。
また、大手ネット証券会社で唯一MT4で自動売買ができるという事をウリにしています。
※大手ネット証券は、SBI証券、GMOクリック証券、カブドットコム証券、松井証券、マネックス証券、楽天証券を指しているとの事です
FOREX.com
FOREX.comは米ドル/円のスプレッドが1.0銭~と高いですが、取引できる通貨ペアが80種類以上ありますので、マイナー通貨で取引する機会があればお世話になるかもしれません。
※私は米ドル/円メインなので、今の所EAで利用することはなさそうです
どちらかというと、EAは対象外ですがノックアウトオプション(追証無し)での取引ができますので、こちらで機会があれば利用しようかなと思っています。
サクソバンク証券
サクソバンク証券 公式ページ2022年9月よりMT4の利用が不可となってしまいました。
MT4及びEAの利用が再度可能になるのかは分かりませんが取り合えず再開を祈って利用可能だった頃の内容は載せておきます。
デューカスコピー・ジャパン
デューカスコピー・ジャパン 公式ページデューカスコピー・ジャパンは米ドル/円のスプレッドが変動制で2022/12/03 – 2022/12/09の中央値が0.8となっています。取引できる通貨ペアが48通貨ペアで最小取引単位は1000通貨からです。
スワップも普通な感じです。
※2022/12/15現在 10万通貨でSは約-1891円、Lは約1362円
私は特に口座開設はしていませんが、バックテストデータを試すときにお世話になりました。
アヴァトレード・ジャパン
アヴァトレードはMT4だとスプレッドが高いですが、MT5だと米ドル/円のスプレッドが0.4銭とMT5界隈で最狭値になっているのでMT5での利用がおすすめです。
Plus500JP証券
Plus500JP証券 公式ページ私は最近存在を知ったのですが、(旧)EZ インベスト証券株式会社です。スプレッドは1.0銭前後と狭い方ではないですが、デモトレードが出来ます。
※2023/02/21現在 デモ用のサーバーが死んでいるのか、トレードが出来ません
JFX

JFXの魅力は、小林社長によるYouTubeでの毎日のFX分析や雇用統計ライブ配信といった情報発信、Twitterでの情報発信が魅力です。JFX自体がスキャルピングOKで小林社長が元インターバンクディーラーということもあり超短期スキャルピングについて昔ながらの知識をかなり伝えてくれます。
EAが利用できないので私はあまり使っていないのですが、雇用統計ライブ配信は面白くてよく見ています。
あと、キャンペーンが豊富なのも魅力です。
※キャンペーンの詳細はこちら
海外FX業者を掲載しない理由
ここでは紹介していない海外のFX業者を含めた場合、EAが使えるところはさらに多くなると思いますが、私は今のところ国内業者しか使う予定がありません。
国内業者を使う理由は、主に以下4つの理由です。
①出金拒否されたくない(国内業者の場合たとえ当該FX業者が倒産しても出金拒否はありえない)
②国内の方が低スプレッド
③年間450万円以上の利益になった場合、税金面で国内FX業者が有利になる
④質問等がしやすく、電話でのサポートをしてくれる所が多い
海外FX業者(特にマイナー業者)でよくあるのですが、トレード内容等に難癖をつけられたりして出金拒否等のトラブルがよくあります。海外業者だと国が守ってくれないので踏み倒される事もしばしばあります。ですので、海外FX業者についてはこのサイトでは掲載しない方針です。
※海外FX業者もハイレバ、追証、キャンペーン等で色々メリットがあるので、海外FX業者を全否定しているわけではありません
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