はじめに
ここでは、日本時間をMT4のチャート上に表示する便利インジケータをご紹介します。
MT4に表示されている時間は、日本時間と異っており夏時間・冬時間でも違いが出てくるため少しややこしいです。特にバックテスト中は『いま日本時間で何時にエントリーしたんだっけ?』とよくなります。
そこで、日本時間をチャート上に表示しようとシンプルに『日本時間を表示する』インジケータを自作しました。
MT4の時間について
MT4では以下のような時間で表示されています。
期間 | GMT | 日本との時差 |
---|---|---|
夏時間(3月~11月) | GMT+3 | -6時間 |
冬時間(11月~3月) | GMT+2 | -7時間 |
都度都度調べるとわかるのですが、咄嗟にどうだったっけ?となりますよね。今回はインジケータで解決します。
インジケータの仕様
まず、冒頭でも述べた通り日本時間をシンプルに表示するようにしています。もちろん、夏時間・冬時間の判定もしているので季節によって日本時間がズレる事もありません。
時間を表示する場所は設定可能です。
最新のローソク足の時間を表示しており、1時間足のチャートでこのインジケーターを適用した場合は1時間単位、5分足のチャートでこのインジケーターを適用した場合は5分単位の表示となります。
あと、バックテスト中でもわかりやすいように操作履歴にもログを出力する事が可能です。(設定で変更可能)
ファイルダウンロード
日本時間を表示する自作インジケータです。ダウンロードしてご利用下さい。
※ご利用になる際は、問題無く動作している事(実際の時間)をご確認下さい
“日本時間表示インジケータ” をダウンロード Japan_Time_Lbl.ex4 – 288 回のダウンロード – 16.31 KB動作確認済のFX業者
現在、以下のFX業者で動作確認済です。
- OANDA JAPAN
- FXTF
- XM
- 楽天FX
GMTが違っている業者もあるかもしれませんが、基本的にMT4はGMT2,3で問題無いと思います。
使い方
ダウンロードしたファイルをMT4に展開してチャート上に反映してください。
展開、反映方法がわからない場合はこちら
パラメータ入力
パラメータの入力値として「表示位置X」と「表示位置Y」と「Output_Log」を設けています。
表示位置X、表示位置Y
表示位置Xは日本時間を表示する、左右位置を設定できます。0で一番左で、数値をあげる毎に右側に移動します。
表示位置Yは日本時間を表示する、上下位置を設定できます。0で一番上で、数値をあげる毎に下側に移動します。
Output_Log
Output_Logは[false]で、操作履歴に日本時間のログを出力しません。反対に[true]の場合は操作履歴に日本時間のログを出力します。
解説
時間について
今回は、MT4上の時間に夏時間の場合は+6時間、冬時間の場合は+7時間を足しているだけになります。
夏時間、冬時間について
夏時間、冬時間の判定は以下の記事の処理を使っています。
さいごに
以上が、日本時間をチャートの左上に表示するインジケータの内容となります。
時間の表示方法については、縦線を引いてそこに各時間を複数表示しようかとも思ったのですが情報がごちゃごちゃしそうだったので1つだけ表示するようにしました。
MT4の時間については、たまにお問合せでも頂く内容だったので今回は簡易版という事で作成しています。
※ オススメ記事(EAが使える国内FX業者の一覧)
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