はじめに
ここでは、FXの自動売買を初めてみようと思われている、自動売買初心者の方に向けた『EAを使ったFXの始め方(自作版)』の記事となっています。
自動売買を始める場合、EAを『自作する』か『購入する』かの2パターンにわかれます。
ここでは、EAを自作してFXを始めるための手順を記載しています。
※主に当サイトの記事をまとめたものです
FXの自動売買を始めるまでの工程を大きく5つに分けて解説しています。一番重い工程は『EAを用意する』です。もし、EAは自作せずに購入した方がいいかなと思った方は以下の記事も参考にしてみてください。
MT4に慣れる
自動売買をする際、MT4は必須です。MT4が分からない方、持っていない方は以下の記事でMT4のダウンロード方法や使い方をまとめてあるので参考にしてみてください。
※普段からMT4を使っている方は特に見る必要はありません
MT4の使い方にある程度慣れてきたら実際にEAを自作していきましょう。
EAを自作する
本題のEAの自作する方法です。プログラミングのわかる方、分からない方で2パターン用意していますので参考にしてみてください。
プログラミングをやった事がある方
プログラミングをある程度ご存知の方であれば、EAを作るためのMQL4言語は簡単な部類ですのでそこまで時間はかかりません。以下の記事は、MT4でEAを作る方法になります。最初の方にプログラミングについても記載していますが、読み飛ばして頂いて『EAを作ろう!』の章から読んで頂いて問題ありません。
以下の記事は私がプログラミングしたEAのサンプルソースの一覧です。ご活用いただければ幸いです。
プログラミング未経験者の方
以下の記事ではプログラム未経験・初心者の方で1から学びたい方や、プログラムが出来ない方でもEAを作って行く方法をまとめています。
プログラミングを学べばスキルアップにもなりますし、EAを取り扱ううえで何かと有利になります。是非プログラミングをマスターしてEAを作れるようになって頂きたいです。
性能・動作確認する
バックテスト
バックテストとは、過去の市場データを使用して、トレードアルゴリズムを評価する方法です。EA(自動売買プログラム)の効果を検証するために使用され、テストデータを基にトレードの結果を予測します。バックテストにより、EAの性能を客観的に評価でき、実際の取引で期待できる収益性を予測することができます。
このバックテストはとても重要な工程です。自作している場合は既にバックテストしているとは思いますが、念のためここでも記載しています。
※バックテスト方法・バックテスト結果の確認方法はこちら
デモ口座でEAの動作確認
バックテストとは違い、実際のリアルタイムでの値動きの中でEAを動かしてテストする事をフォワードテストと言います。バックテストも重要ですが、フォワードテストも重要です。
フォワードテストをする際、どんなことを確認したらいいか記載します。
- 重要指標発表時、スプレッドが大きく開いた場合対処できるかどうか
- 予想外のエントリーをしていないか
- TPやSLの変更注文がある場合、しっかりできているか
- 早朝にスプレッドが開いた場合対処できるかどうか
- 週末持ち越したポジションが週明けにも対処できるかどうか
- EAを動かしているPCを1度シャットダウンして、再度立ち上げても対処できるかどうか
- 別のEAのポジションを決済してしまっていないか(これは複数EAを動かす場合に確認要)
上記の確認をするためには、最低でも1週間以上の動作確認期間を取り、ロング及びショートでしっかりエントリーから決済するパターンまで確認することをオススメします。
本番環境を用意する
EAが準備できて実際に動かせるようになったら次は、EAを動かす環境を整える必要があります。
環境
パターン①(常時起動できるPCがある場合)
まず必要なものとしては、EAを動かすためのPCです。
EAを動作させている間はPCを常に起動しておく必要があるため、電気代を考慮してノートパソコンがオススメですが、電気代を気にしないのであればデスクトップパソコンでも大丈夫です。あと当然ですが、インターネット環境が整っている必要があります。
ちなみに、私はこのスペックのノートパソコンを購入してMT4を3つ起動しながら自宅で運用しています。MT4自体そんなに重くないので大体これぐらいのスペックがあれば開発も運用もこなせます。
また、EAを動かしている間は、PCは常時つけっぱなしにしておかなければなりません。私は日曜日の深夜にPCを立ち上げ、土曜日の朝(FX相場がクローズした後)にPCをシャットダウンしています。
EA稼働中に勝手にPCが落ちないよう考慮する必要があります。EAを動かしている最中にWindows Update等が実行されPCが再起動→EAが終了されたというこがないよう、次の記事を参考にPCを起動した際の確認はかかさないようにしましょう。
パターン②(常時起動できるPCが無い場合)
インターネットに接続できて昼夜問わず常時起動できるパソコンが必要です。もし、パソコンが無かったりパソコンを常時起動できない場合は、VPSで代用できます。
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運用開始する
リアル口座でEAの運用開始
EAがデモ口座で問題なく動作することを確認でき環境も整ったら、いよいよリアル口座でEA運用開始です。
以下の記事にて、自動売買ができるFX会社を紹介しているので参考にしてみてください。
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