はじめに
MT4で自動売買(EA)ができる日本国内のFX業者を全てまとめています。
※海外FX業者は載せていません(理由は最後に記載してます)
FXをMT4で始めようと思われている方、MT4が使える別業者を探されている方、各業者のスプレッド、スワップ、業者の仕様等を確認したい方は参考にしてみてください。
EA界隈のFX業者はほぼ毎年レベルで仕様や良し悪しが変わるのでその辺も確認して頂ければと思います。
MT4が使えるFX業者一覧
MT4が使えるFX業者一覧です。左側の業者アイコンクリックで詳細を確認できます。
※各通貨のスプレッド(SPR)・スワップ(SWA)の実数値は後述しています
業者名 | 特徴 | ※オススメ度 | SPR | SWA | NDD |
---|---|---|---|---|---|
FXTF | 業界最狭スプレッド! 指標発表時でもスプレッド安定! 高いスワップポイント! | \ オススメ / | |||
楽天証券 | 業界最高スワップポイント! 大手ネット証券で安心! | ||||
OANDA証券 | 高いスワップ、狭いスプレッド! 中国人民元等の豊富な通貨ペア オープンオーダーが使える! | ||||
外為ファイネスト | ドル円スプレッド縮小キャンペーン中! キャンペーンが豊富! | ||||
デューカスコピー・ジャパン | 制度の高いヒストリカルデータを 提供している! | ||||
FOREX.com | 80以上の通貨ペアが取引可能! | ||||
FOREX EXCHANGE | スワップが厳しい | ||||
アヴァトレード・ジャパン | MT4はスプレッドが厳しい(MT5は良い) | ||||
JFX | 雇用統計ライブイベント等がある! グルメキャンペーン等が豊富! EA利用不可 |
※2024年10月30日更新
※オススメ度について
実際に私が現行で利用している・利用してみた感じを踏まえオススメ度を判定しています。FX業者のオススメ度についての判定は、主に以下3項目で判断しています。
①スプレッド
通常時のスプレッドはもちろん、指標発表時のスプレッド等も考慮しています。
②スワップポイント
スワップポイントもFX業者を選ぶうえで重要な項目です。
③FX業者の特徴
通貨ペア種類、取引枚数の融通、指値制限、キャンペーン等も考慮しています。
※スプレッド・スワップ共に米ドル/円を基準にしています
※DD(ディーリングデスク)方式かNDD(ディーリングデスク)方式かについて、一覧表に一応載せてはいますが私は特に意識していません
MT4が使えなくなってしまったFX業者一覧
以前は使えていたけど、MT4のサービスを終了したFX業者です。
業者名 | 備考 | オススメ度 | SPR | SWA | NDD |
---|---|---|---|---|---|
サクソバンク証券 | 2022年9月よりMT4利用不可となった | 〇 | 〇 | ||
Plus500JP証券 | 2023年10月よりMT4取引不可となった | 〇 |
各通貨スプレッド比較
オススメFX業者のスプレッド比較表です。XMは海外FX業者の比較対象として挙げていますが、スプレッドがかなり広いです。
※数値の単位はPips(銭)
※2024年10月30日更新
各スワップ比較
オススメFX業者のスワップ比較表です。XMは海外FX業者の比較対象として挙げていますがスワップも渋めですね。
※スワップの値は10万通貨で算出
※2024年10月30日更新
楽天は8月14日(水)より当面の間、スプレッド・スワップ共に未提示。
結局どのFX業者がいいの?
EAを運用していくには結局どのFX業者がいいの?というこで2業者をピックアップします。
とにかくスプレッドを抑えたい場合
スプレッドの狭さ、安定性を求める場合はFXTFがおすすめです。一覧表を見てもわかりますが殆どの通貨において最狭値となっています。
そして、最近スワップポイントにも力を入れておりMT4が使えるFX業者の中でも1位、2位を争うスワップポイントとなっています。
ただし1つ問題があります。たとえば指値で4pips以下を取りに行くだけのEAを動かす場合はFXTFは使えません。なぜかというと、FXTFは5pips以上からしか指値、逆指値を新規・変更設定できないのでEAがずっとエラー出してエントリーしてくれないです。
自分が取引する通貨を見て
FXTFもトルコリラ/円のスプレッドは15.0pipsなので、トルコリラを取引する場合はOANDAや楽天等と臨機応変に!自分がメインで取引する通貨のスプレッドやスワップが良い業者を選びましょう。
OANDAは中国人民元/円等の通貨も取り扱っています。
FX業者の紹介
上記で確認したFX業者をもう少し詳しく解説しています。
FXTF
私も、リアル口座を開設し利用中です
現在私がEAを動かしているメインの国内FX業者です。
ヒストリカルデータの提供からスプレッド・スワップ・サポート体制までほぼ全て整っているオススメのFX業者です。
米ドル/円のスプレッドが0.2銭なのでとても魅力的です。他の通貨ペアも軒並み低スプレッド(ユロ/ドル0.3銭、ポン/ドル0.7銭等)なので、裁量トレードでスキャルピングする際もスプレッドに泣かされる事無く気持ちよくトレードできます。EAを使うと少し手数料が発生しますが実質EAが使えるFX口座内では最安値です。※詳しくは詳細記事の手数料の項目を参照ください
コロナショック相場でもずっと0.1銭(現在は0.2銭)を維持していましたし、最近の雇用統計等の重要指標でも10銭未満(ほぼ4銭)なので、スプレッドに関してはめちゃくちゃ優秀です。週明け早朝含め早朝のスプレッドが4銭固定なのもありがたいです。
OANDA証券(MT4)
私も、リアル口座を開設し利用中です
OANDA証券は米ドル/円のスプレッドが約0.5銭(東京サーバーの場合)です。EAを動かせるFX業者の中ではかなり良い部類になります。
また、ロング時のスワップも業界最高レベルで良心的ですにあります。
1回のトレード上限が100万通貨までになっています。ですので、100万通貨以上のトレードをされる方であれば不向きですが、100万通貨以内のトレードをする場合はオススメのFX業者です。また、下限が1万通貨なので1000通貨で取引を考えている場合は、ニューヨークサーバーにするか、別業者という選択になってきます。
OANDAの最大の魅力は、米ドル/トルコリラ、中国人民元/円、米ドル/デンマーククローネ、米ドル/ノルウェークローネ、米ドル/スウェーデンクローナ、米ドル/シンガポールドルといった他業者では取り扱ってない通貨を取り扱っている所でしょう!
あと、基本的にはMT4での口座開設を考えておられると思いますが、口座開設さえしてしまえばMT5もすぐに使えるようになるのでこの点でもオススメです。
外為ファイネスト
私も、リアル口座を開設し利用中です
外為ファイネストは米ドル/円のスプレッドが0.5銭~で、ポジションを持った際のスワップは普通といった感じです。
そして、何といっても外為ファイネストの強みは利便性とキャンペーンです。利便性については、上記OANDAは1000通貨の取引ができなかったり、FXTFは指値制限や手数料があったりしますが、 外為ファイネストについてはそういった制限はありません。あと、キャンペーンに関しても外為ファイネストが(EAが使える国内FX業者内で)一番充実していると思います。グルメ系のキャンペーンやアマゾンギフト券でのキャッシュバック等をほぼほぼ絶えず行っているのでFXとキャンペーンを両方楽しみたい方にはオススメのFX業者となっています。
最近は、ドル円スプレッド縮小キャンペーン等スプレッド縮小キャンペーンも行っています。
あとは、デモ口座が使いやすいのでその流れでデモから本番に移行しやすいというのもありますね。
楽天証券
楽天証券は米ドル/円のスプレッドが原則0.5銭固定となっています。コロナやロシアウクライナ相場で相場が荒い時は変動制みたいな感じになっていたのですが、最近は落ち着いてきており固定になりました。1回の取引で200万通貨まで取引できます。
また、ポジションを持った際のスワップは良い方です。
最近の状況を見ると、特に米ドル/円はかなり良い状況でトレードが出来るので、オススメのFX口座の一つです。
既に楽天証券の口座をお持ちの方は、即日FX口座開設手続きが完了するのでオススメです。
大手ネット証券会社で唯一MT4で自動売買ができます。
※大手ネット証券は、SBI証券、GMOクリック証券、カブドットコム証券、松井証券、マネックス証券、楽天証券を指しているとの事です
あと、楽天銀行の口座を持っている方はポイントも貯まるので良いですね。
FOREX EXCHANGE
私も、リアル口座を開設し何度か有料EAを使いました
FOREX EXCHANGEは米ドル/円のスプレッドが約0.5銭と良い感じですが、他通貨でスプレッドが広めの物もあります。ポジションを持った際のスワップは厳し目です。
ただ、FOREX EXCHANGEの魅力はスプレッドとスワップではなく有料のEAがあらかじめ利用できる点です。有料のEAを単体で利用したり、複数組み合わせても利用することができます。有料EAで結果が良さそうな物を体感してみたいけど、数万円で購入するのはちょっと・・・という方にはオススメのFX業者です。
※2022年11月25日をもって上記サービスは終了しました
FOREX.com
FOREX.comは米ドル/円のスプレッドが1.0銭~と高いですが、取引できる通貨ペアが80種類以上ありますので、マイナー通貨で取引する機会があればお世話になるかもしれません。
※私は米ドル/円メインなので、今の所EAで利用することはなさそうです
どちらかというと、EAは対象外ですがノックアウトオプション(追証無し)での取引ができますので、こちらで機会があれば利用しようかなと思っています。
デューカスコピー・ジャパン
デューカスコピー・ジャパン 公式ページデューカスコピー・ジャパンは米ドル/円のスプレッドが変動制で2023/05/20 – 2023/05/26の中央値が0.6となっています。取引できる通貨ペアが48通貨ペアで最小取引単位は1000通貨からです。
スワップもまずまず良い感じです。
スプレッドが変動制なので増減がありますが良いFX業者だと思います。私は特に口座開設はしていませんが、バックテストデータを試すときにお世話になりました。
アヴァトレード・ジャパン
アヴァトレードはMT4だとスプレッドが高いですが、MT5だと米ドル/円のスプレッドが0.4銭とMT5界隈で最狭値になっているのでMT5での利用がおすすめです。
JFX
JFXの魅力は、小林社長によるYouTubeでの毎日のFX分析や雇用統計ライブ配信といった情報発信、Twitterでの情報発信が魅力です。JFX自体がスキャルピングOKで小林社長が元インターバンクディーラーということもあり超短期スキャルピングについて昔ながらの知識をかなり伝えてくれます。
EAが利用できないので私はあまり使っていないのですが、雇用統計ライブ配信は面白くてよく見ています。
あと、キャンペーンが豊富なのも魅力です。
※キャンペーンの詳細はこちら
サクソバンク証券
サクソバンク証券 公式ページ2022年9月よりMT4の利用が不可となってしまいました。
MT4及びEAの利用が再度可能になるのかは分かりませんが取り合えず再開を祈って利用可能だった頃の内容は載せておきます。
Plus500JP証券
Plus500JP証券 公式ページ2023年9月20日よりMT4での新規取引が不可となってしまいました。
私は最近存在を知ったのですが、(旧)EZ インベスト証券株式会社です。スプレッドは1.0銭前後と狭い方ではないですが、デモトレードが出来ます。
※デモトレードもサービス終了
海外FX業者を掲載しない理由
ここでは紹介していない海外のFX業者を含めた場合、EAが使えるところはさらに多くなると思いますが、私は今のところ国内業者しか使う予定がありません。
国内業者を使う理由は、主に以下4つの理由です。
①出金拒否されたくない(国内業者の場合たとえ当該FX業者が倒産しても出金拒否はありえない)
②国内の方が低スプレッド
③年間450万円以上の利益になった場合、税金面で国内FX業者が有利になる
④質問等がしやすく、電話でのサポートをしてくれる所が多い
海外FX業者(特にマイナー業者)でよくあるのですが、トレード内容等に難癖をつけられたりして出金拒否等のトラブルがよくあります。海外業者だと国が守ってくれないので踏み倒される事もしばしばあります。ですので、海外FX業者についてはこのサイトでは掲載しない方針です。
※海外FX業者もハイレバ、ゼロカット、キャンペーン等で色々メリットがあるので、海外FX業者を全否定しているわけではありません
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