FXTFのロスカット基準は何%?証拠金維持率と15:30判定ルールを解説

FXTFのロスカット基準(通常50%・15:30〜15:45は100%)を図解したアイキャッチ画像
FXTF
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FXTFは、ロスカット基準(証拠金維持率)が時間帯によって変わる、少しユニークなルールを採用しています。
特に重要なのが、15:30〜15:45の「証拠金判定時刻」です。
本記事では、FXTFのロスカット基準を「結論 → 注意点 → 計算例 → 対処法」の順で、短く実務的にまとめます。

※FXTFのEA運用環境や総合評価については FXTFレビュー記事で詳しく解説しています。


FXTFのロスカット基準(証拠金維持率)は何%?

FXTFのロスカット基準は、基本的に以下の2段階です。

FXTF ロスカット基準まとめ
・通常時:証拠金維持率 50%以下
・証拠金判定時刻(15:30〜15:45):証拠金維持率 100%以下
・ロスカットは損失の大きいポジションから順に自動決済

他社のように「常に100%割れで即ロスカット」という形ではなく、通常時は50%まで猶予があるため、状況によっては自分で対処しやすい設計です。
一方で、15:30〜15:45だけは基準が厳しくなるため、ここだけは注意が必要です。

公式のFXTF MT4取引説明書(契約締結前交付書面)でも、 証拠金維持率が所定水準を下回った場合に通知なく未決済ポジションが強制決済(ロスカット)される旨が規定されています。
このため、資金管理(維持率コントロール)は重要です。


追証(追加証拠金)については、公式書面の別項目で定められている可能性があります。 最新の約款・取引説明書をご確認のうえ、ご自身でも条件を把握しておくことをおすすめします。

要注意:15:30〜15:45の「証拠金判定ルール」

FXTFでは、毎営業日15:30〜15:45に「証拠金判定時刻」が設定されています。
この時間帯は、ロスカット基準が維持率100%へ引き上げられます。

ここがポイント
・15:30〜15:45は維持率100%未満だとロスカット対象になり得る
・さらに、維持率が低い状態だと新規注文が通らない(建てられない)ケースがある
・「普段は耐えているポジション」でも、判定時間帯に引っかかると危険

裁量トレードでもEA運用でも同じですが、15:30直前に維持率がギリギリの状態になっていると、想定外の強制決済につながりやすくなります。
「この時間帯だけ別ゲーム」と割り切って、事前に状態を整えるのが安全です。


証拠金維持率の計算例(ざっくり理解でOK)

FXTF MT4の証拠金維持率表示画面。有効証拠金・必要証拠金・維持率109%の例
MT4取引画面では「有効証拠金」「必要証拠金」「証拠金維持率」がリアルタイムで表示されます。 維持率が50%(通常時)または100%(15:30〜15:45)を下回らないよう管理することが重要です。

証拠金維持率は、一般的に次の式で表されます。

証拠金維持率(目安)
維持率(%) = 有効証拠金 ÷ 必要証拠金 × 100

たとえば、次のような状態をイメージしてください。

  • 口座残高:10万円
  • 必要証拠金:8万円
  • 含み損:0円(開始時)

この場合、有効証拠金は10万円なので、

維持率 = 10万 ÷ 8万 × 100 = 125%

ここから含み損が増えて、たとえば5万円の含み損になった場合、有効証拠金は5万円です。

維持率 = 5万 ÷ 8万 × 100 = 62.5%

さらに含み損が増えて、維持率が50%以下になれば通常時のロスカット対象になります。
そしてこの状態で15:30を迎えると、基準が100%になるため、より危険度が上がります。


ギリギリになったときの対処法(裁量寄り)

維持率が危ないと感じたときは、「今すぐ勝とう」とするよりも、まず強制決済を回避するのが優先です。
特にFXTFは15:30判定があるため、次の考え方が実務的です。

① 15:30前にポジションを少し軽くする

15:30が近いのに維持率が100%を下回りそうなら、一部決済(ロットを落とす)のが最も現実的です。
「全部切る」ではなく、少し軽くするだけでも必要証拠金が下がり、維持率が回復することがあります。

注意
維持率が低い状態だと新規注文が通らないことがあるため、
「追加入りして平均値を下げる」より、軽量化で守るほうが安定します。

ポジションを一部決済する手順(MT4)

MT4でポジションを軽くする場合は、次の手順で一部決済が可能です。

  1. ターミナル内の当該ポジションを右クリック
  2. 「注文変更または取消」を選択
  3. 注文種別を「成行注文」に変更
  4. 決済したいロット数量を入力
  5. 「成行決済」をクリック
MT4でポジションを一部決済する画面。注文変更または取消から成行決済を選択する例
ポジションを右クリック →「注文変更または取消」→ 成行決済でロット数量を減らすことで、維持率を回復させることが可能です。

※ロット数量を一部だけ指定することで、ポジションを“軽くする”ことができます。

② 15:45を超えてから「最大ロット」を考える

不安な場合は、いったん15:30前にリスクを落とし、15:45を超えて通常基準(50%)に戻ってから次の判断をする、という考え方もあります。
ただし、これは「翌日も同じ問題が起き得る」ため、根本的にはポジション量を適正化するのが重要です。

③ 入金で耐えるなら「反映遅延リスク」を理解する

どうしても維持率が厳しく、ポジションも維持したい場合は、入金(クイック入金)で有効証拠金を増やして耐える方法もあります。
ただし、クイック入金は通常リアルタイム反映とされる一方で、通信状況などにより反映が遅れる可能性があります。

体感(目安)
私の利用環境では、クイック入金は概ね5分前後で反映するケースが多いです。
ただし、状況によっては遅れる可能性もあるため、ギリギリでの入金頼みは危険です。

※クイック入金は即時入金を保証するものではなく、お客様のお手続きや通信回線状況等により反映が翌銀行営業日以降になる場合があります。
この場合に生じた損失等について責任を負わない旨が案内されています。


維持率が不安なときは「事前計算」が一番安全
ロット数・取引回数・時間帯を入力すると、
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EA運用でも重要:判定時間帯だけは「想定外」を作らない

EA運用では、ロスカットそのものよりも「判定時刻に維持率が落ちたまま放置される」ことが事故になりやすいです。
FXTFはルールが明確なので、少なくとも次のような運用に寄せると安全度が上がります。

  • 15:30前に維持率が下がりやすい戦略は、ロットを控えめにする
  • 含み損拡大時は、ナンピンではなく「軽量化」も選択肢に入れる
  • 入金に頼る場合でも、反映遅延の可能性を前提にする

まとめ:FXTFのロスカットは「15:30ルール」だけ押さえれば怖くない

結論(短く)
・通常時は維持率50%が基準
・15:30〜15:45だけ維持率100%が基準
・危ないときは「追加入り」より軽量化が効く
・入金は有効だが反映遅延リスクがある

FXTFは「通常は猶予がある」一方で、15:30判定だけは急に厳しくなるのが特徴です。
この時間帯だけ先回りしておけば、無用な強制決済をかなり減らせます。


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