本記事では、FXTFリアル口座にて取得した2026年3月のUSDJPYスプレッド実測データをまとめています。
公式スペック値ではなく、MT4上で1分ごとに自動記録した実データを集計したものです。
親記事ではFXTF全体のスプレッド傾向を整理していますが、本記事ではその補足として、2026年3月の月次ログを公開します。
まず全体像を把握したい方は、以下の親記事もあわせてご覧ください。
※本記事は2026年3月1日〜2026年3月31日に取得したログを対象としています。
※観測日数:31日(ログ欠損あり)
実測条件
- 取得方法:MT4にて自動ログ取得
- 取得間隔:1分ごと
- 対象期間:2026年3月1日〜2026年3月31日
- 対象通貨:USDJPY
- 観測日数:31日
- 総観測件数:40056件
※MT4再起動や回線断などにより一部ログ欠損があるため、理論値より観測数が少なくなっています。
この記事の見方:
平均値だけでなく、中央値・P95・P99・時間帯別傾向・重要指標時の拡大幅まで確認することで、EA運用時の実感に近いスプレッド環境を把握できます。
USDJPY 実測データまとめ
まずは、2026年3月1日〜2026年3月31日に取得したUSDJPYの全体統計です。 ロールオーバー時間帯や指標時の拡大も含んだ集計値になります。
| 項目 | 数値 | 見方 |
|---|---|---|
| 観測日数 | 31日 | 2026年3月実測ログ |
| 総観測件数 | 40056件 | 1分ごとの自動取得データ |
| 全体平均 | 約0.3pips | 特殊時間帯を含んだ平均 |
| 中央値 | 約0.1pips | 通常時の実感に近い中心値 |
| P90 | 約0.4pips | 90%の時間が約0.4pips以下 |
| P95 | 約3.8pips | 通常〜荒れ相場を含めた実質上限 |
| 最大値 | 約6.8pips | ロールオーバー帯を含む最大値 |
| 標準偏差 | 約1.0 | 変動の大きさ |
2026年3月の実測では、全体平均は約0.3pipsでした。
中央値は引き続き0pipsで、通常時間帯の低コスト環境は維持されています。
なお、前月と比較すると、今月はやや平均値が上昇しています。
通常時間帯のスプレッド水準
ロールオーバー前後や急変時間帯を除いた通常時間帯ベースの集計も確認すると、FXTFの本来のコスト感がより見えやすくなります。
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| 通常平均 | 約0.1pips |
| 通常中央値 | 約0.1pips |
| 通常P95 | 約0.4pips |
| 通常最大値 | 約5.1pips |
通常時間帯では平均約0.1pipsと非常に低水準を維持しています。
中央値も約0.1pipsとなっており、多くの時間帯で0〜0.3pipsに収まっています。
一方で最大値は約5.1pipsを記録していますが、これは短時間のスパイクによるものです。
時間帯別の傾向
3月も引き続き、スプレッド拡大は特定時間帯に集中していました。

- 3時〜5時:ロール前の流動性低下でやや拡大
- 6時〜8時:ロールオーバー帯で大きく拡大
- 9時〜23時:ほぼ0pips維持(低コスト帯)
重要指標発表時の挙動
2026年3月の取得期間内では、主要な米経済指標でスプレッドの挙動を確認できました。
指標時の拡大幅と回復速度を一覧でまとめています。
| 指標 | 発表前平均 | 最大時刻 | 回復目安 |
|---|---|---|---|
| アメリカ・ISM製造業景気指数02月 | 約0.1pips | 約2.0pips | 57.0秒 |
| アメリカ・ISM非製造業景気指数02月 | 約0.1pips | 約0.7pips | 118.0秒 |
| アメリカ・小売売上高01月[前月比] | 約0.1pips | 約4.3pips | 144.0秒 |
| アメリカ・雇用統計02月[非農業部門雇用者数・前月比] | 約0.1pips | 約4.3pips | 144.0秒 |
| アメリカ・FRB政策金利(FOMC)03月 | 約0.1pips | 約5.1pips | 61.0秒 |
| アメリカ・PMI(購買担当者景気指数・速報値)03月[製造業PMI・速報値] | 約0.1pips | 約1.1pips | 1.0秒 |
今回の期間で最も大きかった指標時拡大は、
アメリカ・FRB政策金利(FOMC)03月[上限金利]の約5.1pipsでした。
拡大後の収束も比較的早く、短時間で通常水準へ戻る傾向が確認できます。
スパイク発生率
次に、どれくらいの頻度で大きな拡大が起きたかを確認します。 最大値だけでなく、発生率を見ることで、EA運用時の体感に近いリスク感を把握できます。
| 条件 | 発生率 | 評価 |
|---|---|---|
| 2pips超 | 5.55% | 通常時間帯でも一部発生(やや増加) |
| 3pips超 | 5.28% | ロール帯・重要指標時に集中 |
| 5pips超 | 0.89% | 低頻度だが無視はできない水準 |
| 10pips超 | 0.00% | 異常スパイクは未確認 |
今月は前月と比較して、スパイク発生率が増加しています。
ただし10pips級の異常値は確認されていません。
通貨別スプレッド比較(2026年3月)
今回の検証では、USDJPY だけでなく
EURJPY / GBPJPY / EURUSDも同時にログ取得しています。
参考として平均スプレッドを比較すると以下のようになりました。

2026年3月の平均スプレッドを通貨別に比較すると、 GBPJPYが最も平均スプレッドが広く、EURUSDが最も低水準となりました。
EA運用では、GBPJPYはスパイク耐性が必要な一方、EURUSDは低コスト重視の戦略と相性が良い傾向があります。
- EURUSD:最も低コスト
- USDJPY:安定して低水準
- EURJPY:やや広め
- GBPJPY:最もスパイクが多い
今月の傾向まとめ
- 通常時間帯は引き続き低コスト維持
- 平均スプレッドは2月より上昇
- スパイク発生率は増加
- ただし極端な拡大は確認なし
- 経済指標発表時も安定
EA運用目線での評価
2026年3月は、2月と比較するとやや不安定な側面も見られましたが、
通常時間帯の低コスト性は維持されており、EA運用自体は問題ない環境と評価できます。
一方で、スパイク頻度は増えているため、時間帯制御や指標停止ロジックは引き続き重要です。
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※本データは特定の結果を保証するものではありません。
※相場環境や流動性により、今後のスプレッド配信値は変動します。
※本記事は2026年3月1日〜3月31日のログを対象にした月次補足データです。






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