本記事では、FXTFリアル口座にて取得した2026年2月16日〜2月28日のスプレッド実測データをまとめています。
公式スペック値ではなく、MT4上で1分ごとに自動記録した実データを集計したものです。
親記事ではFXTF全体のスプレッド傾向を整理していますが、本記事ではその補足として、2026年2月後半の月次ログを公開します。
まず全体像を把握したい方は、以下の親記事もあわせてご覧ください。
※本記事は2026年2月16日〜2月28日に取得したログを対象としています。
※2026年2月全月ではなく、後半13日分の実測データです。
実測条件
- 取得方法:MT4にて自動ログ取得
- 取得間隔:1分ごと
- 対象期間:2026年2月16日〜2026年2月28日
- 対象通貨:USDJPY
- 観測日数:13日
- 総観測件数:17,461件
※MT4再起動や回線断などにより一部ログ欠損があるため、理論値より観測数が少なくなっています。
この記事の見方:
平均値だけでなく、中央値・P95・P99・時間帯別傾向・重要指標時の拡大幅まで確認することで、EA運用時の実感に近いスプレッド環境を把握できます。
USDJPY 実測データまとめ
まずは、2026年2月16日〜2月28日に取得したUSDJPYの全体統計です。
ロールオーバー時間帯や指標時の拡大も含んだ集計値になります。
| 項目 | 数値 | 見方 |
|---|---|---|
| 観測日数 | 13日 | 2026年2月後半の実測ログ |
| 総観測件数 | 17,461件 | 1分ごとの自動取得データ |
| 全体平均 | 0.1798pips | 特殊時間帯を含んだ平均 |
| 中央値 | 0pips | 通常時の実感に近い中心値 |
| P90 | 0.3pips | 90%の時間が0.3pips以下 |
| P95 | 0.6pips | 95%の時間が0.6pips以下 |
| P99 | 3.8pips | 99%の時間が3.8pips以下 |
| 最大値 | 6.8pips | ロールオーバー帯を含む最大値 |
| 標準偏差 | 0.7535 | 変動の大きさ |
2026年2月後半の実測では、全体平均は0.1798pipsでした。
ただし、これはロールオーバー時間帯や指標時の瞬間的な拡大を含むため、EA運用の実感に近い指標としては中央値0pips、P95が0.6pipsという点の方が重要です。
※FXTFのゼロスプレッド時間帯では、MT4上の表示が0pipsになるケースがあります。
EA運用目線のポイント:
この期間のFXTF USDJPYは、普段の大半の時間でかなり狭い水準に収まっていました。
月次ベースで見ても、通常時間帯の低コスト環境は維持されていると判断しやすい結果です。
通常時間帯のスプレッド水準
ロールオーバー前後や急変時間帯を除いた通常時間帯ベースの集計も確認すると、FXTFの本来のコスト感がより見えやすくなります。
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| 通常平均 | 0.0556pips |
| 通常中央値 | 0pips |
| 通常P95 | 0.4pips |
| 通常最大値 | 3.8pips |
通常時間帯ベースでは、平均は0.0556pipsまで下がり、中央値は0pipsのままでした。
つまり、2026年2月後半のFXTF USDJPYは全体平均で見るより、普段はかなり狭く、特定時間帯だけ広がる構造だったと整理できます。
時間帯別の傾向
時間帯別に集計すると、スプレッド拡大が主にどこで起きているかが見えてきます。
今回の月次データでも、広がりやすい時間帯はかなり偏っていました。

| 時間帯 | 平均 | 中央値 | P95 | 最大 |
|---|---|---|---|---|
| 6時 | 0.7348pips | 0.5pips | 1.7pips | 6.8pips |
| 7時 | 3.5818pips | 3.8pips | 6.8pips | 6.8pips |
| 8時 | 0.5297pips | 0pips | 3.8pips | 3.8pips |
| 22時 | 0.0326pips | 0pips | 0pips | 3.7pips |
| 23時 | 0.0208pips | 0pips | 0pips | 1.6pips |
| 9時〜21時の大半 | ほぼ0〜0.01pips | 0pips | 0pips | 0〜1.8pips程度 |
今回も広がりやすかったのは日本時間6時〜8時のロールオーバー前後です。
それ以外の時間帯、特に日中〜欧州〜NY前半では、中央値0pipsが続く時間が多く、通常運用コストはかなり抑えられていました。
重要指標発表時の挙動
2026年2月後半の取得期間内では、米GDP速報値と米PMI速報値のタイミングでスプレッドの挙動を確認できました。
短期間の月次データではありますが、指標時の拡大幅と戻りの早さを見るには十分参考になります。
| 指標 | 発表前平均 | 最大スプレッド | 最大時刻 | 回復目安 |
|---|---|---|---|---|
| 米実質GDP(速報値)第4四半期 | 0.064pips | 3.7pips | 22:30 | 即時(0秒) |
| 米PMI速報値(製造業) | 0.127pips | 1.6pips | 23:45 | 約3秒 |
今回の期間で最も大きかった指標時拡大は、米GDP速報値発表時の3.7pipsでした。
ただし、拡大後の収束はかなり早く、PMI速報値も含めて引きずるタイプの拡大ではなかったことが確認できます。
月次データから見えること:
2026年2月後半のFXTF USDJPYは、重要指標時に一時的なスパイクはあるものの、拡大の持続時間が短い傾向でした。
EA停止が基本なのは変わりませんが、拡大後の戻りやすさという意味では評価しやすい月でした。
スパイク発生率
次に、どれくらいの頻度で大きな拡大が起きたかを確認します。
最大値だけでなく、発生率を見ることで、EA運用時の体感に近いリスク感を把握できます。
| 条件 | 発生率 | 評価 |
|---|---|---|
| 2pips超 | 2.62% | 特殊時間帯を中心に発生 |
| 3pips超 | 2.58% | 主にロール帯・一部指標時 |
| 5pips超 | 0.56% | かなり少ない |
| 10pips超 | 0% | 今回の観測では確認なし |
2026年2月後半のUSDJPYでは、5pips超えは0.56%、10pips超えは0%でした。
この結果からも、FXTFは普段はかなり狭く、広がる場面は主に特定時間帯へ偏っているタイプと整理できます。
参考:他通貨のスプレッド比較
今回の検証では、USDJPYだけでなく
EURJPY / GBPJPY / EURUSDも同時にログ取得しています。
参考として平均スプレッドを比較すると以下のようになりました。

| 通貨 | 平均スプレッド | P95 | 最大値 |
|---|---|---|---|
| USDJPY | 0.18 pips | 0.6 pips | 6.8 pips |
| EURJPY | 0.30 pips | 1.2 pips | 13.8 pips |
| GBPJPY | 0.45 pips | 2.1 pips | 13.8 pips |
| EURUSD | 0.16 pips | 0.4 pips | 6.8 pips |
この結果から、FXTFでは
USDJPYとEURUSDは比較的安定しており、
GBPJPYはボラティリティに応じてスプレッドが広がりやすい傾向が確認できました。
※データ取得:2026年2月16日〜2月28日(リアル口座ログ)
※1分間隔で取得した実測値
今月の傾向まとめ
- USDJPYは2026年2月後半も通常時間帯でかなり安定していた
- ロールオーバー前後の6時〜8時に拡大が集中していた
- 重要指標時のスパイクは確認されたが、拡大継続は短時間で収束した
- 中央値0pips、通常P95 0.4pipsという低コスト帯は維持されていた
短期間の月次ログではありますが、2026年2月後半のFXTF USDJPYは、平常時の安定性が高く、特殊時間帯だけ広がるという親記事の傾向と整合する結果でした。
EA運用目線での評価
2026年2月後半の実測データを見る限り、FXTF USDJPYは検証と実運用の整合を取りやすい環境と評価しやすい月でした。
特に通常時間帯の低コスト性は維持されており、EA運用では引き続き有力な選択肢と言えます。
一方で、ロールオーバー前後や重要指標時には一時的な拡大が発生するため、時間帯停止や指標回避ロジックを入れておく方が安全です。
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※本データは特定の結果を保証するものではありません。
※相場環境や流動性により、今後のスプレッド配信値は変動します。
※本記事は2026年2月16日〜2月28日のログを対象にした月次補足データです。





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