FXTFでは、ゼロスプレッド+取引手数料制という新ルールが導入されました。
「スプレッドが0ならお得なのでは?」と感じる一方で、
取引手数料が発生することで、実際のコストが分かりにくくなったのも事実です。
この記事では、
FXTFの取引手数料はいくらなのか
EA(自動売買)で使うと有利なのか不利なのか
を、実運用目線で整理します。
FXTFの新ルール「ゼロスプレッド+取引手数料」とは
いつから変わったのか
FXTFでは、2026年1月19日より
一部通貨ペア・一部口座タイプにおいて「ゼロスプレッド+取引手数料制」が導入されました。

これは、
- スプレッドを極限まで狭くする代わりに
- 取引ごとに明確な手数料を徴収する
という、海外FXでよく見られる方式です。
対象口座
対象となるのは、
- FX取引・商品CFD取引・暗号資産CFD取引(MT4自動売買含む)
- 全通貨ペア
です。
全ての通貨ペアが対象なので注意が必要です。
「ゼロ=無料ではない」点を明確に
最初に重要な誤解を正しておきます。
ゼロスプレッド=取引コストが0円、ではありません。
スプレッドが0になる代わりに、
1取引ごとに明確な「取引手数料」が発生します。
👉 つまり
コストの形が「見えにくいスプレッド」から「見える手数料」に変わっただけ
と考えるのが正確です。
FXTFの取引手数料はいくらかかる?
FXTFの取引手数料の仕組み(要点だけ)
FXTFでは、
ゼロスプレッド口座において 「建玉連動手数料」 が採用されています。
これは、
- 新規取引(片道)のみに手数料が発生
- 決済時の手数料は0円
- 手数料額は
「同一銘柄 × 同一売買方向」の建玉数量+新規注文数量の合計
によって決まる
という仕組みです。
手数料が発生するタイミング
- 新規注文が約定した時点で
👉 有効証拠金から差し引かれ - 決済時に残高へ反映されます

10000通貨までは手数料が発生せず、それ以上(2ポジション目)で手数料が発生している事がわかります。
なお、
反対売買(例:売り保有中に買い新規)の場合は
建玉数量は合算されず、
売買方向ごとに別判定されます。
実質コストの考え方(重要)【画像付き解説】
以下は、FXTFのMT4デモ口座で実際に10万通貨(1.00lot)を新規エントリーした直後の画面です。

このキャプチャでは、USD/JPYを10万通貨(1.00lot)で新規買いした直後の状態を表示しています。
手数料欄に「-200円」が表示されています。これが実質コストです。
実質コスト = 実効スプレッド + 新規取引手数料
※実効スプレッドが0の時は、実質取引手数料だけつまり
「ゼロスプレッド=無料」ではなく、
コストの形が手数料に置き換わった
と理解するのが正確です。
10万通貨あたり200円の取引手数料は、
スプレッド換算で約0.2pipsに相当します。
FXTFのゼロスプレッド口座は、
「スプレッドが0になる代わりに、約0.2pips分の手数料を新規時に支払う」
仕組みだと考えると理解しやすいでしょう。米ドルでは25万通貨までは、0.2pips扱いなので十分低コストと言えますね。
▶ 全通貨ペアの建玉連動手数料(詳細)
※USD/JPY・EUR/JPY・GBP/JPY ほか
全通貨ペアの手数料テーブル・計算例は以下にまとめています。
👉 FXTFのゼロスプレッド制度と取引コスト(まとめ)
EA・自動売買でFXTFを使うとどうなる?
ここが一番重要なポイントです。
FXTFは、EAの種類によって評価が大きく分かれる業者です。
FXTFの取引コストは、
「スプレッド」ではなく
新規約定時の通貨量(ロット)に応じて手数料が発生する仕組みになっています。
ナンピンEAとの相性
ナンピンEAは、
- 取引回数が多い
- ロット(通貨量)が段階的に増えていく
という特徴があります。
このタイプのEAでは、
新規約定時の通貨量(ロット)が増えやすいため、手数料が積み上がりやすい点には注意が必要です。
ただし、
- スプレッドが非常に狭い
- 約定が安定している
というFXTFの特性自体は、
ナンピンEAにとって決して不利ではありません。
👉
短期〜中期で完結するナンピンであれば問題になりにくい一方、
長期・多段ナンピンでは、手数料を含めた検証が必須になります。
スキャEAとの相性
スキャルピングEAは、
- 数pipsを狙う
- 約定スピードと安定性が最重要
という特性があります。
FXTFは、
- 約定力が安定している
- スプレッドが非常に狭い
という点で、
短期スキャEAとの相性は比較的良好です。
一方で、
利幅が小さいEAほど手数料の影響を受けやすいため、
- 想定利幅
- 新規約定時のロット設定
を踏まえた事前検証は必須と言えるでしょう。
デイトレEAではどうか
デイトレ系EAの場合、
- 取引回数がそこまで多くない
- 1回あたりの利幅がある程度確保できる
ため、
手数料の影響は相対的に小さくなります。
このタイプのEAでは、
- 約定のブレが少ない
- スプレッド・スワップも安定している
というFXTFの特徴が、
運用面でプラスに働くケースも多いです。
約定力・スプレッド安定性という強み
FXTFは国内FX業者の中でも、
- 約定のブレが少ない
- 相場急変時でもスプレッドが比較的安定している
という点が評価されています。
👉
「手数料がある=不利」ではなく、
EAの設計によって評価が分かれる
これが、
FXTF最大の特徴であり、差別化ポイントです。
他社(ゼロスプレッド系)と比べてFXTFはどう?
ここでは、ゼロスプレッド系・EA向き業者を簡単に整理します。
※詳細な比較は別記事で解説しています。
FXTF
- 国内FX業者
- ゼロスプレッド+取引手数料方式
- 約定の安定性が高い
👉 EA初心者でも扱いやすいが、EAの設計によって向き・不向きが分かれる
外為ファイネスト
- スプレッドが狭い国内FX業者の老舗
- 手数料体系がシンプル(実質スプレッドのみ)
- スキャ・自動売買との相性が良い
OANDA
- スプレッドはゼロではない
- 約定品質と透明性に定評あり
- 中長期EA・裁量寄りの自動売買向け
XM
- スプレッドは広め
- 取引手数料なし
- EAの自由度が高い
結論:FXTFの手数料は「どんな人向け」か
ここまで読んで「FXTFは自分のEAには合いそう」と感じた方は、
実際の取引環境・注意点・口コミなどを
以下の記事で確認してみてください。
向いている人
- スキャ・短期EAを使っている
- 約定の安定性を重視したい
- 国内FXでEA運用したい
向いていない人
- 取引数量が多い人
- 超低pips狙いのEA
- 手数料を極端に嫌う人
EA初心者はどう判断すべきか
EA初心者の方は、
- 手数料込みの実質コストを理解する
- デモ口座でEAを回す
- 新規約定時のロットと手数料負担を確認する
この3ステップを踏めば、
FXTFが自分に合うかどうかは自然に判断できます。
FXTFが自分のEAに合いそうだと感じた方は、
実際の取引環境や注意点を確認した上で検討してみてください。
あわせて読みたい(FXTFの詳細・EA運用)
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