【実測】FXTFのスプレッド検証|2026年4月リアル口座データ

FXTF スプレッド実測データ 2026年4月 USDJPY
FXTFスプレッド検証(月次)
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本記事では、FXTFリアル口座にて取得した2026年4月のUSDJPYスプレッド実測データをまとめています。
公式スペック値ではなく、MT4上で1分ごとに自動記録した実データを集計したものです。

親記事ではFXTF全体のスプレッド傾向を整理していますが、本記事ではその補足として、2026年4月の月次ログを公開します。
まず全体像を把握したい方は、以下の親記事もあわせてご覧ください。

※本記事は2026年4月1日〜2026年4月30日に取得したログを対象としています。
※観測日数:29日(ログ欠損あり)


実測条件

  • 取得方法:MT4にて自動ログ取得
  • 取得間隔:1分ごと
  • 対象期間:2026年4月1日〜2026年4月30日
  • 対象通貨:USDJPY
  • 観測日数:29日
  • 総観測件数:37643件

※MT4再起動や回線断などにより一部ログ欠損があるため、理論値より観測数が少なくなっています。

この記事の見方:
平均値だけでなく、中央値・P95・P99・時間帯別傾向・重要指標時の拡大幅まで確認することで、EA運用時の実感に近いスプレッド環境を把握できます。


USDJPY 実測データまとめ

まずは、2026年4月1日〜2026年4月30日に取得したUSDJPYの全体統計です。 ロールオーバー時間帯や指標時の拡大も含んだ集計値になります。

項目数値見方
観測日数29日2026年4月実測ログ
総観測件数37643件1分ごとの自動取得データ
全体平均約0.4pips特殊時間帯を含んだ平均
中央値約0.1pips通常時の実感に近い中心値
P90約1.4pips90%の時間が約1.4pips以下
P95約3.8pips通常〜荒れ相場を含めた実質上限
最大値約10.0pipsロールオーバー帯を含む最大値
標準偏差約1.2変動の大きさ

2026年4月の実測では、全体平均は約0.4pipsでした。
中央値は約0.1pipsで、通常時間帯の低コスト環境は維持されています。

なお、前月と比較すると、今月はやや平均値が『上昇』しています。
4月は雇用統計やFOMCに加えて、4月30日に為替介入とみられる急変相場も発生しており、特殊要因を含んだ月だった点は考慮が必要です。


通常時間帯のスプレッド水準

ロールオーバー前後を除いた通常時間帯ベースの集計も確認すると、FXTFの本来のコスト感がより見えやすくなります。

項目数値
通常平均約0.2pips
通常中央値約0.1pips
通常P95約1.6pips
通常最大値約10.0pips

通常時間帯では平均約0.2pipsと非常に低水準を維持しています。
中央値も約0.1pipsとなっており、多くの時間帯で0〜0.3pipsに収まっています。
一方で最大値は約10.0pipsを記録していますが、これは重要指標などを含む短時間のスパイクによるものです。


時間帯別の傾向

4月も引き続き、スプレッド拡大は特定時間帯に集中していました。

FXTF スプレッド比較 USDJPY 実測データ
FXTF USDJPY時間帯別スプレッド比較(2026年4月 実測)
  • 3時〜5時:ロール前の流動性低下でやや拡大
  • 6時〜8時:ロールオーバー帯で大きく拡大
  • 9時〜23時:ほぼ0pips維持(低コスト帯)
運用ポイント:ロール前後の停止でコストを大幅に抑えられます。

2026年4月30日の為替介入相場でのスプレッド挙動

2026年4月30日は、ドル円が短時間で大きく下落する特殊な相場となりました。
市場では日本当局による円買い介入の影響とみられる動きもあり、通常の経済指標とは異なるイレギュラーな急変相場として確認しています。

FXTFの実測ログでは、ドル円が大きく動き始めたMT4時間10:30〜11:15前後では、USDJPYのスプレッドはほぼ0.0pipsのままでした。
一方、その後のMT4時間13:35〜14:30頃にかけて、JPY系通貨ペアを中心にスプレッド拡大が確認されました。

時間帯対象最大スプレッド見方
MT4 10:30〜11:15頃USDJPY / EURJPY / GBPJPY / EURUSD0.0pips価格急変初動ではスプレッド拡大は確認されず
MT4 13:35〜14:30頃USDJPY約3.3pips介入相場後半の不安定な時間帯で拡大
MT4 13:39〜14:09頃EURJPY約3.1pipsJPY系通貨として連動して拡大
MT4 13:39〜14:09頃GBPJPY約8.9pipsJPYクロスの中でも最も大きく拡大
MT4 10:30〜14:30頃EURUSD0.0pips円絡みではないため拡大は確認されず

この結果を見ると、介入とみられる価格急変の初動でスプレッドが大きく開いたというより、その後の円相場の不安定化により、JPY系通貨ペアを中心にスプレッドが広がったと考えるのが自然です。

EA運用ポイント:
為替介入のような特殊相場では、スプレッドだけでなく価格変動そのものが非常に大きくなります。
スプレッドフィルターだけでは急変リスクを防ぎきれないため、急変時は稼働停止・時間停止・ボラティリティ制限などもあわせて検討したい場面です。

重要指標発表時の挙動

2026年4月の取得期間内では、主要な米経済指標でスプレッドの挙動を確認できました。
指標時の拡大幅と回復速度を一覧でまとめています。

指標発表前平均最大スプレッド回復目安
アメリカ・小売売上高02月[前月比]約0.3pips約3.8pips6.0秒
アメリカ・ISM製造業景気指数03月約0.2pips約3.2pips3.0秒
アメリカ・雇用統計03月[非農業部門雇用者数・前月比]約0.3pips約10.0pips16.0秒
アメリカ・ISM非製造業景気指数03月約0.1pips約0.1pips60.0秒
アメリカ・小売売上高03月[前月比]約0.1pips約1.1pips0.0秒
アメリカ・PMI(購買担当者景気指数・速報値)04月[製造業PMI・速報値]約0.1pips約0.7pips3.0秒
アメリカ・FRB政策金利(FOMC)04月約0.1pips約9.0pips119.0秒
アメリカ・実質GDP(速報値)第1四半期[実質GDP・前期比年率]約0.2pips約3.8pips1.0秒

今回の期間で最も大きかった指標時拡大は、 アメリカ・雇用統計03月[非農業部門雇用者数・前月比]の約10.0pipsでした。
拡大後の収束も比較的早く、短時間で通常水準へ戻る傾向が確認できます。
※4月はややスプレッドが開く傾向にありました。


スパイク発生率

次に、どれくらいの頻度で大きな拡大が起きたかを確認します。 最大値だけでなく、発生率を見ることで、EA運用時の体感に近いリスク感を把握できます。

条件発生率評価
2pips超8.66%通常時間帯でも一部発生(やや増加)
3pips超7.79%ロール帯・重要指標時に集中
5pips超0.92%低頻度だが無視はできない水準
10pips超0.00%異常スパイクは未確認

今月は前月と比較して、スパイク発生率が『増加』しています。
ただし10pipsを超える異常値は確認されていません。


通貨別スプレッド比較(2026年4月)

今回の検証では、USDJPY だけでなく
EURJPY / GBPJPY / EURUSDも同時にログ取得しています。
参考として平均スプレッドを比較すると以下のようになりました。

FXTF スプレッド比較 USDJPY EURJPY GBPJPY EURUSD 実測データ
FXTF 通貨別平均スプレッド比較(2026年4月 実測)

2026年4月の平均スプレッドを通貨別に比較すると、 「GBPJPY」が最も平均スプレッドが広く、「EURUSD」が最も低水準となりました。

EA運用では、GBPJPYはスパイク耐性が必要な一方、EURUSDは低コスト重視の戦略と相性が良い傾向があります。

  • EURUSD:最も低コスト
  • USDJPY:安定して低水準
  • EURJPY:やや広め
  • GBPJPY:最もスパイクが多い

今月の傾向まとめ

  • 通常時間帯は引き続き低コストを維持
  • 全体平均スプレッドは前月よりやや上昇
  • スパイク発生率は増加
  • 最大10.0pipsの拡大は確認されたが、10pips超の異常値は未確認
  • 雇用統計・FOMCでは一時的な拡大あり
  • 4月30日は為替介入とみられる急変相場の影響で、JPY系通貨ペアにスプレッド拡大が発生

EA運用目線での評価

2026年4月は、前月と比較するとスプレッドの平均値・スパイク発生率ともにやや上昇しました。
ただし、通常時間帯では平均約0.2pipsと低水準を維持しており、通常運用時のコスト環境は引き続き良好と評価できます。

一方で、4月は雇用統計・FOMCに加えて、4月30日に為替介入とみられる急変相場も発生しました。
そのため、今月のスプレッド拡大はFXTF単体の配信悪化というより、重要指標や特殊相場による一時的な影響を含んだ結果として見るのが自然です。

EA運用では、通常時のスプレッドだけでなく、ロールオーバー帯・重要指標発表時・為替介入のような急変相場をどう避けるかが重要です。
特にスプレッドフィルターだけでは価格急変リスクを防ぎきれないため、時間帯制御や指標停止、ボラティリティ制限もあわせて検討したいところです。

あわせて確認したい記事:スプレッド単体ではなく、建玉連動手数料を含めた総コストで判断したい方は、以下の記事も参考になります。

関連記事

※本データは特定の結果を保証するものではありません。
※相場環境や流動性により、今後のスプレッド配信値は変動します。
※本記事は2026年4月1日〜4月30日のログを対象にした月次補足データです。
※為替介入に関する記述は、当日の急変相場および実測ログ上のスプレッド挙動をもとにした補足です。

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