EAとは?初心者向けにFX自動売買の仕組み・特徴・メリットをわかりやすく解説

EA入門
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FXに興味はあるけど、「難しそう」「裁量トレードだと中々勝てない」と感じていませんか?

そんな方に注目されているのが、**自動売買(EA)**という方法です。

EAを使えば、プロが作ったルールに沿って、あなたの代わりに24時間自動でFX取引を行ってくれます。相場を見続ける必要がないため、忙しい方や初心者でも始めやすいのが魅力です。

ここでは、そんな初心者の方に向けて自動売買の始め方についてを解説しています。

🔍 EAとは?FX自動売買の基本をやさしく解説

EA(自動売買)とは?

**EA(エキスパートアドバイザー)**とは、MT4というFXツール上で動く「自動売買プログラム」です。

  • チャートの分析
  • エントリー・決済の判断
  • 取引の実行

これらをすべて自動で行ってくれるのがEAの特徴です。

しかも、感情に左右されずルール通りに淡々と動作します。これが裁量トレードと決定的に違う点です。

✅ 裁量トレードとEAの違い(比較表)

項目裁量トレードEA(自動売買)
分析・判断自分でチャートを見て判断プログラムが条件に応じて判断
エントリー手動操作自動実行
メンタルの影響大きいなし
稼働時間限られる24時間可能(VPS併用)

裁量トレードではメンタルや疲労が結果に影響しますが、EAは機械的な取引が可能。時間や精神的負担を軽減できます。

自動売買は、感情や判断ミスなどの影響を受けない、機械的かつ迅速な取引が可能。さらに自分がチャートを見ていなくても勝手に最善のトレードしてくれる!


💡 EAのメリットとデメリットを正しく理解しよう

では自動売買のメリット・デメリットについて確認していきましょう。

✅メリット

自動売買のメリットは大きく3つあります。

  • 感情に左右されず冷静なトレードが可能
  • チャートに張り付く必要がない
  • バックテスト(過去データ検証)で精度確認ができる

初心者でも効率よくトレードを学び、再現性のある取引が目指せます。

1.常に冷静なトレードができる

私は裁量(手動で)トレードした場合、どう頑張ってもやりたいトレードができない、ルールが守れないという形でメンタル面に問題がありました。

いざ相場を前にお金とお金のぶつかり合いを見ると頭ではわかっていても、エントリーできなかった、何かよくわからない所でエントリーしてしまった、損切りが出来ない、焦って薄利で利確してしまった、等などそういうルールを守れない状態になってしまう事もあります。

あと、スキャルピングトレードをやっていてよくあるのが、4時間ぐらいトレードして最後に大きく負けてマイナス1万円とかなった場合、4時間も頑張ったのに今日はマイナス1万円・・・という心理的に許し難い状況に陥ります。そしこ大体こう思います「ちょっとでも勝って終わりたい」と。そう思った瞬間、根拠が薄いトレードになったり無理があるトレードになったりします。

もう、裁量トレードをしていたらメンタルを壊してくる落とし穴が色々なところにあるんです!

ですが、EAはマイナスだろうがプラスだろうがお構いなしに決められたルールで同じトレードを繰り返し、一切ブレないトレードをしてくます!まさに鋼のメンタルです!

2.時間的余裕ができる

今まで自分で結構な時間をかけてチャートを見てエントリーしたり決済したりしていたと思います。しかし、EAは寝ている間も、仕事している間も、遊んでいる間も常にチャートを監視し、勝手にトレードをやってくれます。しかも、自分がエントリーしたいタイミングを寸分も見逃さず確実にトレードをしてくれます。

自分がチャートを眺めてトレードしていた時間は一切無くなり時間的な余裕がかなり出来るので、その分をトレード手法の研究や改善に充てる事も可能です!

ただし、時間ができたからといってずっと放置するのではなく日々のトレード結果や経済指標発表の有無などはしっかり確認しておいた方が良いでしょう!(EA=不労・完全放置という考えは危険)

3.過去のチャートを使ってトレードテストができる

FXのトレード手法が通用するのか?を正確に見極めるためには、過去チャートでの検証及びリアルタイムでの検証が必須です。

過去チャートの検証はかなり労力のいる作業です。やった事があればわかると思いますが、1時間足で1年分を確認しようとすると、1日あっても足りません。(時間足にもよりますがかなり大変)

ですがEAがあれば、数年分の検証が数分で終わります。しかもボタン一つ押して待っているだけで終わります。これをバックテストといいます。

上記の動画がバックテストと呼ばれるものです。MACDのクロスでエントリーしていく手法をチェックしている感じです。(※画質が悪い場合、設定で720pを選択すると良くなります)

わずかな時間で何千回というトレードを行ってくれて、結果まで出してくれるので、EAとして導入するトレード手法が過去から通用していたのか通用していないのか一目瞭然です。

テストの結果、どこでエントリーしてどこで決済しているのかや勝率等、詳細にチェックする事ができます。EA(トレード手法)が過去から凄い利益を上げているのか、トータルで負けてしまう手法なのか、過去データさえあれば何年もさかのぼって確認することができます。

このメリットを余すことなく生かすことができれば、今のトレードよりも確実に質の良いトレードになることは間違いないですよね!

EAって稼げるの?

メリットを紹介しましたが、そもそもEAって稼げるんでしょうか?EA初心者の方からもよく質問がきます。

答えはもちろん『はい』です。

EAの性能や市場状況によりますが、適切なEA選びやリスク管理を行えば、安定した収益を期待できます。

以下は実際に私が使っていたEAの収益グラフですが、安定して稼げている事がわかりますよね。

ただ、このEAは販売されているEAのため購入費用が発生します。その費用こそがデメリットになります。デメリットの章に続きます。

⚠️ デメリット

ではデメリットも見ていきましょう。

  • 初期費用がかかる(EA代・VPS費用など)
  • 使えるFX業者が限られる
  • 相場の急変に弱いことも

→ これらも**対策・選び方次第でカバーできます。**記事内で詳しく解説しています。

1.初期費用がかかる

デメリットとして一番大きいのが初期費用の問題です。

EAを購入する費用がかかる

EAはネット等で無料で出回っているので(私もサンプルをあげていますが)無料で手に入るのですが、良いEAを手に入れるには先述した通り購入するのが手っ取り早いです。その場合、購入費用がかかります。安いもので1万円~高いもので5万円といった感じです。

以下の画像はEAが販売されているサイトの売れ筋ランキングですが、人気のEAは大体3万円ぐらいします。

EAを購入するにはまずEAの購入費用がかかるのがデメリットの一つ。しかも稼げないEAを購入してしまうと、また他のEAを探して購入しないといけないという状態に陥ります。

ですので、いかに良いEAを見つけて長期稼働させるのかがポイントです。

先ほど紹介しましたが、私が現在オススメしているEAはこちらです。EAの選び方も含め参考にしてみてください👇

また、然るべき(ゴゴジャン等の金融庁登録の)場所で購入すれば(商品として認められていますので)EA代は確定申告でFXでの経費として計上できます。

パソコン代、電気代がかかる

次の費用として、電気代及びパソコンが無い場合はパソコンを購入する費用も必要になってきます。EAを動かす場合、パソコン版のMT4を常時起動した状態にする必要があるので、パソコンは基本的につけっぱなしになります。

そこまで性能が良いパソコンは必要ないのでパソコンはお持ちの方はいいですが、パソコンが無い方はノートパソコン費用約6~7万円と電気代が月に多く見積もって1000円は上がると考えると、初年度で7万~8万円超の費用がかかります。


ASUS Vivobook ノートパソコン(X1502VA)【Amazon.co.jp限定】

私はこのノートパソコンを購入してMT4を3つ起動しながら自宅で運用しています。
※停電対策や持ち運びに強い「中スペックのノートPC」がおすすめ

ただ、EA以外にパソコンを使う予定が無い方はVPSが断然オススメです。

VPSとは、簡単に言うとパソコン設備をレンタルする感じです。スマホから簡単アクセスできますのでパソコンは不要ですし、電気代もかからないのに月額1000~2500円で契約できます。手始めに自動売買をやってみようと思われている初心者の方には持ってこいですね!

オススメのVPS業者は以下の記事に記載していますので、気になる方はこちら👇

もちろんVPS代もFXでの経費に計上できます。

2.FX業者が限られる

2つ目のデメリットとして、EAを使うことができるFX業者が限られています。どのFX業者でもEAが使えるというわけではないので、EAが使えるFX業者及び自分のEAに合ったFX業者を探さなければなりません。(DMMやGMO等はEAが使えません)

ただ、安心してください。自動売買ができるFX業者はもちろん私が全てまとめています。気になる方はこちら👇

3.相場の急変に弱い

3つ目のデメリットとして、EAは相場の急変に弱いです。

簡単な例でいうと、経済指標発表時です。値が大きく動くアメリカの雇用統計等は相場の急変で条件に合う場合はどんどんトレードするので逆張りEA等は大きなマイナスになったりします。

ただ、相場の急変を考慮したEAも存在しますし、相場の急変を耐えてきたEAも多数存在します。

経済指標発表時はEAを終了させておくなど私たち側で対処することも可能ですし、EAを作る側であれば経済指標発表時はトレードしないようにする事も可能です。ただ、流石に戦争が起きた等の地政学的な世界情勢までは網羅できないのでその点では世界情勢等を意識する必要があります。


💻 MT4とは?EAを動かすための必須ツール

EAは「MT4(MetaTrader 4)」という無料ツール上で動きます。
裁量トレードでも使われる有名な取引プラットフォームで、チャート分析・注文・EAの稼働などすべてを担います。

MT4の概要

MT4とはどういったものかというと、FXのチャートを見たりトレードをしたりするFX用のアプリ(ツール)です。以下の画像がMT4です。

このMT4というツールはFX業者が無料提供しているツールでが、MT4を提供しているFX業者が割と少ないんです。なので、まず1つの重要ポイント

大手のFX業者(DMMやGMO)のFX口座では自動売買はできない!
※MT4を提供していないため

📌MT4とは?使い方・導入方法を学びたい方はこちら:
MT4(MetaTrader 4)とは?使い方・導入方法を解説


🧪 まずはデモ口座でEAを試してみよう!

いきなりリアルマネーは不安…という方は、まず無料のデモ口座でEAを動かしてみましょう。

  • リアルと同じ環境で体験できる
  • EAの挙動やMT4の操作感を確認できる
  • 無料EAを使って気軽に始められる

デモ口座の開設方法はこちら

MT4の設定や使い方

MT4がダウンロードできたら、次はMT4を使ってみましょう。

MT4の初期設定と使い方

無料EAの利用

MT4の使い方がある程度わかったら、次は自動売買に必要なEAをMT4に入れましょう!

当サイトでEAを無料配布中ですので、それを使って自動売買ができるようにしていきます。

MT4&EA設定ガイド【自動売買用】

まとめ|次のステップへ進もう(EAの本番環境を作る)

以上、『EAとは?初心者向けにFX自動売買の仕組み・特徴・メリットをわかりやすく解説』でした。

デモでEAに慣れたら、次は実際の資金での本番運用へ環境をステップアップしていきましょう。

👇 本番環境を作るためのガイドはこちら

初心者向けFX自動売買(EA)の準備ガイド 

🔗 学習ステップナビゲーション

FX自動売買(EA)入門ガイド】からの学習ステップ

ステップ記事タイトル内容
🧩 Step 1(現在の記事)EAの基本や仕組み、MT4について学ぶ
🧩 Step 2FX自動売買の準備ガイド口座開設・VPS契約・MT4導入を実践
🧩 Step 3自動売買ステップアップ完全ガイドEA運用の実践・ステップアップ方法

当サイトで提供している情報は、ご利用者様に対する情報の提供を目的としており、ご利用者様に対して投資その他の行動を勧誘する目的で運営しているものではありません。EA及び銘柄の選択、売買価格等の投資の最終決定は、ご自身の判断でなさるようにお願いいたします。

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