「MT4にEAを入れたいけれど、どこにファイルを入れるの?」
「EAを追加したあと、自動売買をどう設定すればいい?」
そんな方向けに、この記事ではMT4 EAの入れ方・設定方法を、実際のMT4画面を使って順番に解説します。
EAファイルの追加(インストール)から、チャートへの適用、MT4の自動売買設定、パラメータ設定、動作確認、停止・削除まで一通り確認できます。
サンプルEA付きなので、EAをまだ持っていない方でもデモ口座で動作確認できます。
📘 この記事でわかること
- MT4 EAファイルの入れ方・インストール先
- MT4で自動売買を有効にする設定
- EAをチャートへ適用する方法
- ロット数などのパラメータ設定方法
- EAが正常に動いているか確認する方法
- EAが動かない場合の確認ポイント
- EAの停止・削除方法
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✅ MT4 EAの入れ方・設定は3つの手順で完了
MT4でEAを動かす流れはシンプルです。まず全体像を確認してから、各手順を画像付きで進めていきましょう。
- 手順1EAファイルをMT4に追加
- 手順2EAをチャートに適用・設定
- 手順3自動売買をONにして動作確認
上記3つの手順でEAをMT4へ入れて、自動売買を開始できます。
その前に、初回だけ確認しておきたいMT4側の自動売買設定から見ていきます。
⚙ MT4の自動売買設定|EAを動かす前に確認する3か所
MT4でEAを使う場合は、EAファイルを入れるだけでなく、自動売買が許可されているかも確認する必要があります。
- 「ツール」→「オプション」で自動売買を許可する
- MT4上部の「自動売買」ボタンをONにする
- EAをチャートへ適用するときにEA側の自動売買を許可する
まず、MT4の画面でメニューバーの「ツール」→「オプション」をクリックします。
オプション画面の「エキスパートアドバイザ」タブを開き、「自動売買を許可する」にチェックを入れて「OK」をクリックします。
※ EAによってはDLLの使用許可が必要な場合があります。使用するEAの説明書に「DLL使用許可」が必要と書かれている場合のみ、該当項目も確認してください。
次に、MT4上部にある「自動売買」ボタンを確認します。
停止状態になっている場合は、クリックして自動売買を有効にします。
ここまででMT4全体の自動売買設定は完了です。
EAごとの「自動売買を許可する」設定については、チャートへ適用する手順で確認します。
🧩 手順1|MT4 EAの入れ方|MQL4 / Expertsへ追加する
まずは、EAファイルをMT4の指定フォルダへ追加します。
一般に「EAをMT4へ入れる」「EAをインストールする」と呼ばれる作業です。
配布EAでは、MT4で実行するための.ex4ファイルが使われることが多いです。
.mq4はMQL4のソースファイルで、ソースを編集した場合などはMetaEditorでコンパイルして実行ファイルを生成します。
💡 EAをまだ持っていない場合は無料EAで確認する
EAをまだ持っていない方は、無料のサンプルEAを使って、まずデモ口座でMT4への入れ方や自動売買の動きを確認できます。
当サイトでは、学習用EAや実際の運用を補助するEA・インジケーターを無料で配布しています。
まずはデモ口座でEAの設置と自動売買の動きを確認してみましょう。
※無料でダウンロードできます(MT4用 .ex4)
このEAは、以下の記事で解説しているアリゲーターEAのソースコードを元に作成しています。
EAファイルをMQL4 / Expertsフォルダへ入れる
MT4の「ファイル」→「データフォルダを開く」をクリックしてください。
ウィンドウが表示されたら、「MQL4」→「Experts」の順に開きます。
「Experts」フォルダの中には、すでに別のEAファイルが入っている場合もあります。
ここへ今回用意したEAファイル(例:XXXXXX.ex4)をコピーします。
コピーしたらMT4へ戻り、ナビゲーターウィンドウの「エキスパートアドバイザ」を右クリックして「更新」をクリックします。
先ほど追加したEA名が表示されれば、MT4へのEA追加は完了です。
※ .mq4ファイルだけを追加した場合など、実行用の.ex4が生成されていないとEAを正常に動かせない場合があります。その場合はMetaEditorでコンパイルしてください。
🧩 手順2|MT4 EAの設定|チャートへ適用してパラメータを確認
EAファイルを追加したら、次はEAを使用するチャートへ適用します。
チャート画面にEAを追加する
まず、EAを使用したい通貨ペアと時間足のチャートを表示します。
例えば米ドル円の5分足で使用するEAなら、USDJPYの5分足チャートを開きます。
※ EAごとに対応する通貨ペア・時間足が異なります。配布ページや説明書に指定がある場合は、その条件に合わせてください。
次に、ナビゲーターウィンドウの「エキスパートアドバイザ」から追加したEA名を選び、右クリックして「チャートに表示」をクリックします。
EA側の「自動売買を許可する」を確認する
EAの設定画面が表示されたら、「全般」タブを開き、「自動売買を許可する」にチェックが入っていることを確認します。
これで、
- MT4全体の自動売買許可
- MT4上部の自動売買ボタン
- EA個別の自動売買許可
の3か所を確認できたことになります。
EAのパラメータ設定を確認する
EAには、Lot数やストップロスなどを変更できる「パラメータ」が用意されている場合があります。
「全般」タブの右隣にある「パラメータ入力」をクリックします。
ここに表示されている数値がEAの設定値です。
EAによって、ロット数、損切り幅、利確幅、稼働時間などを変更できます。
EAを購入・ダウンロードした場合は、販売ページや説明書にパラメータの意味が記載されていることが多いため、内容を確認して設定してください。
変更したい項目の値欄をダブルクリックし、数値を変更します。
設定できる内容はEAごとに異なります。
初めて使うEAでは、いきなり大きなロットに変更せず、まずデモ口座や小さいロットで動作を確認すると安全です。
設定が終わったら「OK」を押します。
これでEAのチャートへの適用とパラメータ設定は完了です。
🧩 手順3|MT4の自動売買を開始してEAが正常に動くか確認
EAをチャートへ適用したら、自動売買が有効になっているか確認します。
チャート右上でEAが適用されているか確認する
EAを追加したチャートの右上を確認してください。
適用したEA名とニコニコマークが表示され、自動売買の設定にも問題がなければ、EAを動かせる状態です。
この状態でEAの売買条件を満たすと、自動で注文や決済が行われます。
自動売買をONにしても、EAのエントリー条件が成立するまでは注文が発生しない場合があります。
「注文が出ない=EAが停止している」とは限らないため、EA名・自動売買設定・エラー表示も合わせて確認してください。
ニコニコマークではない場合
悲しい顔など正常時と異なる表示になっている場合は、EAの自動売買が許可されていない可能性があります。
以下の3か所をもう一度確認してください。
- 「ツール」→「オプション」の自動売買許可
- MT4上部の自動売買ボタン
- EAプロパティ画面の「自動売買を許可する」
EAがエントリーするかデモ口座で確認する
次に、EAが実際にエントリーするか確認します。
この記事のサンプルEA(Alligator_TEST)は、条件を満たすとエントリーするEAです。
まずはデモ口座でチャートを確認しながら動かしてみましょう。
チャート上に矢印が出て、エントリーされた価格帯に点線が表示されます。
一般的には青矢印がロング、赤矢印がショートの目印として使われることがありますが、表示方法はEAによって異なります。
画面下の「取引」タブからも、EAによる注文を確認できます。
また、画像内の赤色の点線「sl」は、ストップロスの設定価格です。
⚠️ MT4でEAが動かない原因と確認ポイント
ここまでの手順どおりに設定してもEAが動かない場合は、自動売買設定の見落としや、EA側の条件がまだ成立していない可能性があります。
- MT4上部の自動売買ボタンがONになっているか
- 「ツール」→「オプション」で自動売買が許可されているか
- EAのプロパティ画面で自動売買が許可されているか
- EAを指定された通貨ペア・時間足へ適用しているか
- ロット数やパラメータが適切に設定されているか
- 取引口座へ正常にログインできているか
- EAのエントリー条件が成立しているか
- 「エキスパート」「操作履歴」タブにエラーが出ていないか
上記を確認しても解決しない場合は、EAが動かない原因をまとめたチェックリストで切り分けてください。
EAがチャートへ正常に適用され、自動売買が有効になっていれば、あとはEAの売買条件が成立するのを待ちます。
⛔ MT4 EAの停止・削除方法
EAを一時的に停止したい場合と、チャートからEA自体を削除したい場合では操作が異なります。
EAの自動売買を一時停止する
MT4上部の「自動売買」ボタンをクリックして停止状態へ切り替えると、EAから新たに売買・変更処理を実行できない状態にできます。
自動売買をOFFにしても、すでに保有しているポジションが自動で決済されるわけではありません。
また、すでに発注済みの予約注文も自動では削除されません。
注文時に設定済みのSL・TPは通常そのまま有効ですが、EAが独自に行うトレーリングストップ、仮想SL・TP、条件決済などはEAを停止すると機能しなくなる場合があります。
EAを停止する前に、保有ポジション・予約注文・決済方法を確認してください。
EAをチャートから完全に削除する
EAをチャートから外す場合は、EAを使用しているチャート上で「右クリック」→「エキスパートアドバイザ」→「削除」をクリックします。
チャート右上からEA名が消えれば、EAをチャートから削除できています。
※ チャートからEAを削除しても、Expertsフォルダ内のEAファイル自体は残ります。再び使いたい場合は、ナビゲーターからチャートへ適用できます。
❓ MT4 EAの入れ方・自動売買設定でよくある質問
💬 MT4でEAを設定するときによくある質問をまとめました
MT4では、「ツール」→「オプション」→「エキスパートアドバイザ」の自動売買許可、MT4上部の「自動売買」ボタン、EA個別の「自動売買を許可する」の3か所を確認します。
いずれかが無効になっていると、EAから注文できない場合があります。
EAファイルを追加したあと、MT4のナビゲーターで「エキスパートアドバイザ」を右クリックし、「更新」を行ってください。
また、Expertsフォルダ以外へ保存している場合や、.mq4ファイルをコンパイルできていない場合などは正常に実行できないことがあります。
まずMT4全体とEA個別の自動売買設定を確認してください。
そのうえで、通貨ペア・時間足・パラメータ・ロット数・口座ログイン状態・エキスパートタブのエラーを確認します。
設定に問題がなくても、EAのエントリー条件が成立するまで注文が発生しない場合があります。
MT4全体の設定は一度行えば基本的に保存されます。
ただし、新しいEAを別のチャートへ適用するときは、EA個別の自動売買許可やパラメータ設定を確認してください。
EAをチャートへ適用するときに表示される「パラメータ入力」から変更できるEAが一般的です。
Lots、Lot、取引ロットなど項目名はEAによって異なります。ロットを変更できないEAもあるため、配布元の説明を確認してください。
出所不明なEAには注意が必要です。
信頼できる配布元から入手し、初めて使うEAはデモ口座で動作を確認してください。
また、DLL使用など外部機能へのアクセスを求めるEAは、必要性を確認してから許可しましょう。
複数のEAを同時に動かすことは可能です。
基本的に1つのチャートへ設定できるEAは1つなので、複数のEAを使用する場合はチャートを複数開いて、それぞれへEAを適用します。
MT4へEAを入れて設定する基本的な方法は同じです。
ただし、スプレッドや約定環境などが異なるため、EAの取引結果に差が出る場合があります。まずデモ口座で基本動作を確認し、本番口座では小さいロットから確認する方法がおすすめです。
まとめ|MT4 EAの入れ方・自動売買設定は3つの手順で完了
MT4でEAを動かす基本は、 ExpertsフォルダへEAを入れる → チャートへ適用して設定する → 自動売買をONにして確認する の3つです。
特にEAが動かないときは、次の3か所を確認してください。
- MT4の「ツール」→「オプション」の自動売買許可
- MT4上部の「自動売買」ボタン
- EA個別の「自動売買を許可する」設定
ここまで設定できれば、MT4へEAを追加して自動売買を開始する基本準備は完了です。
初めて使うEAは、まずデモ口座で注文・決済・パラメータ設定まで正常に動くことを確認しましょう。
本番口座へ移行するときは、EAだけでなくFX口座・ロット数・スプレッド・PCやVPSなどの運用環境も確認しておくことが重要です。
👇 デモ確認後の本番運用準備はこちら
🧩 EA本番運用の準備手順を見るEAを始める全体の流れを最初から確認したい方は、5STEP入門ガイドも参考にしてください。
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