前回ご紹介したゴゴジャンの『EAつくーる』EAをプログラミング無しで作る事ができるツールについて。今回は実際に『EAつくーる』を使ってEAを作ってみようと思います。
自サイトで公開している以下のRSIのEAサンプルソースに寄せる感じで作っていきます。
基本設定
まずは基本設定から。
前述した通り、自サイトで公開しているRSIのサンプルソースに合わせていく感じで設定します。自サイトのサンプルソースの内容はこんな感じ。
- ロット数 → 1
- SL(ストップロス) → 17.5
- TP(テイクプロフィット) → 10
上記を参考にEAつくーる側を設定します。

基本設定はこれで完了です。
オプション機能の設定
次にオプション機能です。基本設定の横のタブのオプション機能をクリックして設定していきます。
こちらも、RSIのサンプルソースに合わせていきます。
- スプレッド → 9pips以下でエントリー
- 1本のローソク足で最大1回エントリー
- 両建てしない(最大1ポジ)
上記を参考にEAつくーる側を設定します。
まず、スプレッドは9pips以下でエントリーしたいので下にスクロースしていくと、最大スプレッド制限という項目があるのでここを設定します。

あとは、ローソク足1本で1回までのトレードや、最大1ポジションという設定もしてあげます。

オプション機能の設定はこれで完了です。
ポジション1(買いエントリー)の設定
次は実際のトレードのメインとなる条件の追加です。オプション機能の横のタブのポジション1をクリックして設定していきます。まずは買いエントリーから。
こちらも、RSIのサンプルソースに合わせていきます。サンプルソースの内容では
RSI < 23 の場合に買いエントリー
となっているので、

こんな感じで選んで・・・

このように選択してあげます。次に下のRSIの設定や定数の設定も変更します。

通貨ペアはUSDJPY(ユーロ円だったらEURJPY)で、サンプルソースのRSI期間は19なのでこの設定にしています。あとは比較する数値が23なので定数の設定の部分は23にしています。これで
RSI < 23 の場合に買いエントリー
という処理を追加する事ができましたので、ポジション1の設定は完了です。
ポジション2(売りエントリー)の設定
次に売りエントリーの設定をしていきます。
まず、ツール上部のポジションを追加ボタンを押してポジションを追加します。

このボタンを押すと、

こんな感じでポジション2が追加されます。ここに売りエントリーの条件を設定していきます。
RSI > 71 の場合に売りエントリー

売りエントリーの内容で設定します。これで
RSI > 71 の場合に売りエントリー
という処理を追加する事ができましたので、ポジション2の設定は完了です。
これで全ての設定は完了です。
EA作成
全ての設定ができたので、次はEAファイルを作ります。EA作成ボタンを押すと保存先を選択する画面が出てくるので保存先とファイル名を設定する事でEAが保存されます。


ソースコードファイルを開いてみるとこんな感じです。
この作成されたソースコードファイルは以下の記事を参考にするとコンパイルまで出来ます。
動かしてみる
『EAつくーる』で作成したEAをコンパイルして動かしてみました。
バックテストしてみるとRSIのサンプルソースとほぼ同じ結果となりました。
EAつくーるで作ったRSI-EAの結果

自作したRSI-EAの結果

さいごに
今回はゴゴジャンで販売されている『EAつくーる』で実際に作ってみました。
プログラムを理解していなくても、基本的な設定や大なり小なりを理解していれば簡単なEAであれば作れそうな感じです。
プログラミング覚えるのは時間かかって嫌だけど、とりあえずEAを自作してみたいと思われている場合は是非『EAつくーる』を体験してみるのも良いかなと思います。
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