はじめに
今回は、私が会社を辞めて専業FXトレーダーになった経緯について書いていきたいと思います。
もし専業になろうと考えている方がいたら参考にしてみてください。
会社員時代
IT企業でSEとして働いていた私ですが、FXもやっていました。
入社3年目、パチスロで貯めた300万円で初めてFXを始め、最初は良かったものの結局300万円全てを失って1度引退しました。
※入社4年目はFXの事は完全に忘れて仕事に専念しました
入社5年目でふとFXの事を思い出し今度は勝ってやろうと勉強を始めます。といっても仕事もかなり忙しかったので、好きだったゲームやテレビを捨てFXの事ばかり勉強してました。
仕事かFXの勉強か軍資金集めのパチスロかだけで3年が過ぎました。
入社8年目には実際のお金を使ってFXを再開しました。といっても就業時間中にポジションを持っていると(わりと大変な仕事だったのもあり)全然仕事にならなかったので就業時間外でのスキャルピングばかりでした。この年は色々試行錯誤もありマイナス収支(確かマイナス50万ぐらい)でした。
※デモトレードだと出来た損切りが実際のお金だとこうも出来ないのかと悩みまくりました
入社9年目には損切りもだいぶできるようになり、FXを始めて初の年間を通して若干のプラスで終える事ができました。もう少し時間があれば分析とかもできるし、トレードタイミングとかも良い所あるんだけどなーという考えを持つようになります。
そして入社10年目、この年も半年終わりでプラス収支だった&3年ほど携わった大きなプロジェクトも終わりをむかえたので丁度勤続10年で退職しました。
※退職しようと思ったのはこの年で決断ははやかったです
専業FXトレーダーに求めたもの
私が専業FXトレーダーとして求めたものは、
と、出来れば収入アップです。
会社で一会社員として働きお給料を貰っている以上、時間的拘束は必然です。どんなに自分が頑張ってもお客さんの都合にも合わせていると自分の時間はどんどん失われていきます。給料はある程度貰っていましたが時間に余裕がなく、そこから収入を上げるにはさらに時間を犠牲にする必要がありました。
私が会社を辞める前の専業FXトレーダーのイメージとしては、
- 朝昼晩いつトレードしてもいい
- 出勤しなくていい
- 色んな稼ぎ方を模索できる(FX、パチスロ、ブログ等)
- うまくいくと稼げる
最高じゃないかっていう感じでした。
会社を辞めた理由
決め手となった会社を辞めた理由はこれです。
もし会社を辞めていなかったら、『あの時やめてたらどんな人生だったんだろうなー』ってずっと後悔しながら一生を終えるのかと思ったからです。
もし会社を辞めて投資家として失敗したとしても『あの時会社辞めていなかったらなー』とはならないと思いました。
失敗しかけたとしても這い上がってやる
と、それぐらいの覚悟は持っていました。仮にもう駄目だとしてもそっから新しい仕事を全力で探せばいいし、自分のやりたい事をやるんだからそれぐらいのリスクは背負って当然っていう感じでした。
※某有名格ゲープレイヤーの考えにかなり引っ張られてますね・・・
とにかく仕事をやめた自分がどこまで稼げるかを知りたかったんです。やはり仕事の大変さによってFXの成績も左右されることが多く、FXに専念したかったというのも大きいです。
とはいっても後ろ盾は必要
私は辞めると思ってすぐ辞めちゃいましたが、やはり辞めた後に失敗したらどうしようという不安はかなりありました。
そこで後ろ盾となったのが、投資以外で稼ぐ手段です。(私の場合はパチスロです)
FXで失敗しても最悪そっちで稼げばいいやと思いました。パチスロでもYouTubeでもブログでもバイトでもそれで稼ぐことを許容できれば問題ありません。仕事を辞めた人の一番の武器は
有り余る時間
です。
とはいってもそっちで稼ぐことに力を入れてしまうと仕事を辞めた意味が無くなってしまうのであくまで保険、心のより所です。
ですので、
と仕事を辞める足掛かりになるはずです。
逃げ癖は付けない
仕事を辞める時、気を使った事があります。それは辞める時に逃げるように辞めないことです。
実際プラス収益を出した9年目の終わりに辞めようかとも思ったし、そこで辞めると多分楽だったんですが会社のプロジェクト終盤で抜けると、辞めてから『あの時逃げちゃったな』って後悔すると思いました。会社の人は間違いなくあいつ逃げたなって思うので、それも嫌でした。
投資で苦しくなっても『会社から逃げたように投資でも逃げる』となってもいけないので、とにかく会社での仕事も『やりきってやるんだ』ととにかく意識してプロジェクトの完了と引継ぎまでしっかりとやりました。
ただ、一番は自分がやりきったという気持ちです。
という形で仕事を辞めれば、少なくとも仕事を辞めたあとの後ろめたさや後悔はめちゃくちゃ減ります。
さいごに
以上が、『私が専業FXトレーダーになった理由』です。
今会社を辞めて専業になろうか迷っている方は、ぜひ参考にしてください。
すぐにFXで稼げる天才トレーダーもいるとは思いますが、私のように中々稼げない凡人トレーダーの方が多いと思います。
凡人トレーダーはあまり稼げなかったとしても、とにかく稼ぐことを模索し続ける努力が必要です。それが出来ない人は厳しい言い方になるかもしれませんが、専業には向いていないかもしれません!
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