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プログラムが読みやすくなる!インデントの基本と実践例【初心者向け解説】

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プログラミング初心者の方へ──「コードの先頭にある不思議な空白(スペース)」に戸惑ったことはありませんか?
この空白は「インデント」と呼ばれ、プログラムをわかりやすく整理するために欠かせない書き方です。

本記事では、「インデントとは何か」「なぜ必要なのか」「どのように使うのが正しいのか」を、初心者の方でもスッと理解できるよう実例つきで丁寧に解説します。

読みやすいコードが書けるようになる第一歩として、ぜひ最後まで読んでみてください。

インデントとは?意味と役割

そもそもインデントって何?

インデントとは、プログラムの構造を見やすくするために、行頭に空白やタブを入れて階層を分かりやすくする書き方のことです。日本語で言えば「字下げ」のようなもの。

この水色の部分(わかりやすいように塗っています)ですが初めて見ると、何でこんなに文字の前にスペースで余白取ってるんだろうってなりますよね。これが、プログラミング用語でインデントと呼ばれています。

なぜ必要なのか? 機械ではなく人のため

実は、コンピューターにとってインデントはなくても処理できます。しかし、コードを読む人間にとっては命綱とも言える存在です。

会社でプログラマーとして働くなら、インデントが整っていないだけでレビュー時に指摘されるのは日常茶飯事。逆に、正しくインデントされていれば、コードの流れや構造が一目でわかりやすくなります。

実例で比較!インデントの有無でこんなに違う

以下の2つのコードを比べてみましょう。

// インデントあり
if(OrderType() == OP_BUY) {
    if(OrderLots() > 0.1) {
        OrderClose(...);
    }
}

// インデントなし
if(OrderType() == OP_BUY){if(OrderLots() > 0.1){OrderClose(...);}}

どちらが見やすいかは一目瞭然。インデントがあることで、処理の入れ子構造が視覚的に明確になります。

もう少し長いパターンでも。

左側がインデントがあるパターンで、右側がインデントが無いパターンです。やっぱり左側の方が見やすいですよね!

この記事はif文がわかっている方に向けた記事です。if文がまだわからないという方はこちら

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インデントが必要な理由3つ

① プログラム構造が一目で分かる

どの処理がどの条件文やループに属しているのかがインデントで判断できます。

② 可読性が上がる

他人がコードを読むとき、または自分が数日後に見返すとき、インデントがないと理解に時間がかかります。

③ バグを防ぎやすくなる

if文などの影響範囲を見誤って、意図しない処理が行われるケースは初心者にありがちです。インデントをきちんとつけることで、こうしたミスを防ぎやすくなります。

インデントの基本ルールと付け方

かぎカッコ{ }を使うたびにインデントを

インデントは、条件分岐(if)や繰り返し処理(for, while)などでカッコ「{」を使ったら、次の行からタブ1つ分(もしくはスペース4つなど)を下げて書くのが一般的です。

if(条件) {
    // この行はインデント1段
    処理A();
}

カッコを閉じる「}」ときには、インデントを元に戻します。

Tabキー or スペース?どちらを使うべき?

どちらでもOKですが、MQL4の場合はTabキーで問題ないです。

インデントがないと起きるトラブル

他人に読んでもらえないコードになる

レビュー時や共同開発で「このコード見づらい」と言われる原因No.1がインデントの乱れ。自己流ではなく、読みやすさを意識しましょう。

バグの温床になる

「if文の中だと思ったら、外だった」など、見た目で誤解を招き、実行時エラーの原因になることもあります。

まとめ|インデントを正しく使えば、プログラムが変わる!

  • インデントはプログラミングの読みやすさを劇的に改善
  • パソコンではなく“人間”のためのルール
  • if文やfor文のたびにインデントを使う習慣をつけよう

初心者のうちからインデントを意識して書くことで、コードの品質と自分の成長スピードが変わってきます。

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