はじめに
普段プログラミングの堅苦しい記事ばかり書いておりますが、今回は趣向を変えて少しゲームのお話をしたいと思います。プログラミング未経験者や超初心者といった方にもおすすめのとあるゲームです。そのゲームの名は、
Omega Crafter(オメガクラフター)
2024年3月29日にアーリーアクセスで発売されたこのゲーム、オープンワールド系のサバイバルゲームですが、なんとプログラミングの要素が関わってきます。ですので、中々プログラミングに手を付けるのは・・・と躊躇されている方にはオススメのゲームとなっております。
私も購入してプレイしておりますが、発売から1週間で既に50時間程プレイするぐらいはまっております。単純にゲームとしても面白い!
それでは、ゲームの紹介と共に一体どうやってプログラミング脳になれるのかを解説していきます。
ゲームの概要
Omega Crafterは、オープンワールド系のサバイバルゲームです。近いゲームとしてはマインクラフトやValheimといった感じです。
自分の街を作りながら、色々なところを冒険するゲームです。
BOSS等も存在します。
このゲームの、他のクラフトゲームと違う主な点としては、グラミーというものを使役してアイテムや素材を作らせるところです。
白い物体の生物?がグラミーです。(黄色い四角で囲っている所)
このグラミー達に働いてもらい自動的に素材やアイテムを沢山作ってゲームを有利に進めていくという感じになります。ただし、グラミーにはどう動くかを設定してあげないとちゃんと仕事してくれません。
もうお気付きの方もいるかもしれませんが、このグラミーにしっかり働いてもらうために設定をする部分こそプログラミング脳が必要になってきます。
では、このグラミーをどう設定するのかを見て行きましょう。
グラミーの設定
さて、グラミーには色々働いてもらって沢山アイテムを作ってもらいたいところです。
まずグラミーの設定画面を見てみましょう。
なにやら難しそうな画面ですね。そう、グラミーの動きをプログラミングで制御するわけですね。
最初はどう設定するかわからないかもしれませんが、慣れないうちは左側のテンプレート(型)を使えば簡単に設定可能です。
まず左側のクラフト(素材1種類)を選択すると、以下のような画面が出てくるので1つずつ選択します。
最後に決定ボタンを押す事で、プログラミング完成です。
画面右側に設定内容が反映されましたね。これでグラミーの設定は完了です。
そして、この設定された内容をよくよく見るとFor文(繰り返し)やif文(条件分岐)といったプログラミングの基礎が出てきていますね。
私がプログラミング入門記事で書いた以下の内容がゲームで学べてしまうので驚きです!
プログラミング勉強の仕方
さて、グラミーの設定でプログラミングに触れられることがわかりました。では、どうやってプログラミングを学んでいくかを解説します。
基本はゲーム進めるだけでOKです。ただゲームを進めていくと必要な素材も多くなり、グラミーにいかに素材を効率よく作ってもらうかを考えてくるところになるとプログラミング勉強が始まります。
テンプレートを使って設定するだけでも、グラミーは動いてくれますがもっと細かく設定したといった場合は、例えばこんな感じでテンプレートに無い事もプログラミングしてあげる必要が出てきます。
これを考えるのがプログラミング脳を鍛えるのに重要になってきます。グラミーを思い通りに設定できるようになれば、
貴方はもう立派なプログラマーです。
プログラミングに慣れないうちは
プログラミングに慣れないうちは、こんな感じで簡単な設定を自己アレンジで組み立てて遊ぶのがオススメです。
可愛いですね!
さいごに
いかがだったでしょうか。
私はこのゲームを、2023年のBitSummit Let’s Go!!というイベントで体験プレイしました。その時は今よりもグラミーの設定部分が難し、くプログラマー以外の人がグラミーを設定するのは難しいかな?と思ったのですが、製品版ではそこは払しょくされプログラム未経験者でも入り込めるよううまく出来上がっていました。
ゲームをする事でプログラミングの基礎にも触れる事が出来るのでプログラミングを学ぶ事を躊躇われている方、あるいは単純にゲームがしたい方に向けて解説させて頂きました。
グラミーの自動化が醍醐味なので、やり込めばやり込む程プログラミングが身近に感じてくるはずです!
PC用のゲーム(Steam)で\2,800という比較的安価で購入可能なので是非プレイされてみては如何でしょうか。
以上、『プログラミング脳になれるゲーム(Omega Crafter)』でした。
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