「裁量か?自動か?FX初心者が最初にぶつかる壁」
メンタルの限界を感じる前に、あなたに合った運用スタイルを見つけよう。
はじめに|裁量トレードと自動売買、どっちが正解?
FXを始めたばかりの多くの人が悩むのが、「裁量トレード(手動)」と「自動売買(EA)」どちらを選ぶべきかという問題です。
本記事では、筆者自身の失敗談と実体験に基づき、両者の違い・特徴・向き不向きをリアルに解説。
私自身、裁量と自動売買の両方を経験し、数々の失敗もしてきました。
あなたの今の状況に合った選択肢がわかるはずです。
裁量トレードと自動売買、それぞれの特徴と違いは?
🔍 裁量トレード(手動での売買)
メリット
- 相場を読む力が身につく
- トレードスキルを自分で磨ける
デメリット
- 精神的なプレッシャーが強い
- 時間の拘束が大きく、日常生活に影響が出やすい
🤖 自動売買(EA)
メリット
- 決めたロジックに基づき、感情を排除して売買できる
- チャートに張り付かなくて済む
デメリット
- 裁量スキルは身につきにくい
- 導入・運用コストがかかる(EA購入費など)
【リアル体験談】初心者が最初に裁量トレードでつまずく理由
「今日は負けた分を絶対に取り返す!」
これ、危険な思考です。
実際、筆者自身も裁量トレードをしていた頃、負けを取り返そうとして焦って無茶なエントリーを連発し、資金を一気に減らした経験があります。
裁量では、自分の感情がエントリーや利確・損切りに直結します。
冷静さを保つのが難しいとき、判断力は大きく鈍るもの。
📖 筆者の失敗談から学ぶ①:メンタル部分の改善方法
📖 筆者の失敗談から学ぶ②:裁量の落とし穴
メンタルの負担は想像以上|裁量トレードの罠
たとえば、仕事が終わって帰宅後にFXを始めると、
- 勝った日は嬉しくて高揚しすぎたり
- 負けた日は悔しくて夜も眠れなかったり
という波に振り回されます。
最悪の場合、仕事中もポジションが気になって集中できない状態に…。
✅ FXを生活の中心にしてはいけない。生活の一部として取り入れるべき。
自動売買(EA)のメリットは「時間」と「感情」の解放
EAを導入すれば、設定されたロジック通りにエントリー・決済を行ってくれます。
- 忙しいビジネスパーソンでも時間を取られない
- 感情でポジションをいじらないからブレない
- 精神的にも、生活リズム的にも安定しやすい
ただし、自動売買を「完全放置」するのではなく、定期的な確認や改善意識が重要です。
自動売買にも落とし穴はある
📌 「考えなくていいFX」は危険
自動売買に頼りすぎると、
- チャートが読めない
- 相場の感覚が身につかない
- 大きな経済指標やイベントがあったのに忘れていた
という“思考停止トレーダー”になりがちです。
自動売買=学びの終わり ではない
むしろ、「学びのきっかけ」として使うのがベスト。
筆者おすすめのステップ|最初は裁量 → 次に自動売買
以下の流れが、初心者にとって最も現実的で安全なステップです:
- 裁量トレードで基本的なFXの仕組みを理解する
- メンタルや時間に限界を感じたら EA(自動売買)を導入
- EAの動きを通じてロジックを学ぶ
- 慣れてきたら 自作EAや改良にも挑戦
【こんな人には自動売買がおすすめ】
- 仕事が忙しくてチャートを見ていられない
- 損切りができずにズルズル含み損を抱えがち
- 毎回「感情トレード」で後悔している
- とにかく「自分を制御できない」と感じている
最後に|あなたに合ったスタイルで長く続けよう
裁量トレードはスキルが伸びる反面、精神的な負荷が高くリスクも大きい。
自動売買は感情のブレを抑えてくれる反面、学ばなくなる危険性もある。
大切なのは、「どちらが正しいか」ではなく、
今の自分に合ったスタイルを選ぶこと。
✅ 無理に裁量だけで頑張ろうとせず、EAという選択肢も視野に入れて、柔軟に対応していきましょう。
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