MT4のADXは、トレンドの強さを確認するための標準インジケーターです。
デフォルトの期間は14で、ADX本体はトレンドの強弱、+DIと-DIは上昇・下降の方向性を見るために使います。
「ADXはどこを見ればいい?」「DIはどう使う?」「MT4の初期設定はいくつ?」という方に向けて、 本記事ではADXの仕組み・+DI/-DIの見方・デフォルト設定14・設定値の考え方をわかりやすく解説します。
ADXは裁量トレードだけでなく、EAでトレンドの強さを判定するフィルターとして使われることもあります。 まずはMT4標準設定の見方から確認していきましょう。
ADXとは?トレンドの強さを数値化するインジケーター
ADX(Average Directional Index)は、相場のトレンドの強さを数値で表すインジケーターです。
価格が上がっているか下がっているかではなく、どれだけ勢いがあるかを判断するために使われます。
- ADXが低い → トレンドが弱い状態
- ADXが高い → トレンドが強い状態
MT4のADXのデフォルト設定(期間14)

MT4のADXは、初期状態で期間14が設定されています。
この「期間」は、過去何本分のデータをもとにトレンドの強さを計算するかを示しています。
- 期間が短い → 値動きへの反応が速くなる一方、変化も大きくなりやすい
- 期間が長い → 反応は緩やかになり、短期的な変化には遅れやすい
まずはデフォルトの14を基準として、ADXの動きを確認するとわかりやすいです。
DI(+DI・-DI)の見方
ADXと一緒に表示されるのが、+DIと-DIです。実際のチャートで確認してみましょう。

上の画像では、以下の3つのラインで構成されています。
- +DI:上昇方向の勢いを示すライン(黄緑の破線)
- -DI:下降方向の勢いを示すライン(白の破線)
- ADX:トレンドの強さを示すライン(水色の実線)
+DIと-DIの位置関係を見ることで、現在の相場の方向性を確認できます。
ADXの数値の目安(トレンドの強さ)
ADXの数値には、トレンドの強さを見るときによく使われる目安があります。
- 20以下 → レンジ相場になりやすい
- 20〜25 → トレンドの強まりを確認する目安
- 25以上 → 比較的強いトレンドの目安
これらは一般的に使われる目安で、通貨ペアや時間足、相場状況によって適した基準は変わります。
ADXの設定値はどう考えるべきか
ADXの設定は「正解が1つある」というものではなく、使い方によって適した値が変わるのが特徴です。
- 期間を短くする → 値動きへの反応が速くなる一方、変化も大きくなりやすい
- 期間を長くする → 反応は緩やかになり、短期的な変化には遅れやすい
まずはMT4のデフォルト設定である14を基準にし、時間足やトレード手法に合わせて調整していくとわかりやすいです。
また、ADXは単体で売買タイミングを決めるというより、他の条件と組み合わせて使うインジケーターとして考えると使いやすくなります。
ADXは「エントリー」ではなく「フィルター」として使われる
ADXはエントリーのタイミングを直接決めるというより、トレードを行うかどうかを判断するためのフィルターとして使われることが多いです。
例えば「トレンドが弱いときは取引しない」「一定以上のADXでのみエントリー条件を有効にする」といった使い方があります。
このように、ADXはトレンドの強さを確認する補助的な判断材料として理解しておくと使いやすくなります。
ADXを使ってレンジ相場とトレンド相場を具体的に判定する方法については、以下の記事で詳しく解説しています。
まとめ
ADXはトレンドの強さを判断するためのインジケーターで、DIと組み合わせることで方向性も確認できます。
- ADX → トレンドの強さ
- +DI / -DI → 上昇・下降の方向性
- デフォルト期間 → 14
設定値は使い方によって変わりますが、まずはデフォルトの14を基準に、ADXと+DI/-DIの動きを確認してみてください。
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