【実測】FXTFのスプレッド検証|2026年6月リアル口座データ

FXTF スプレッド実測データ 2026年6月 USDJPY
FXTFスプレッド検証(月次)
記事内に商品プロモーションを含む場合があります
Advertisement

本記事では、FXTFリアル口座で取得した2026年6月のUSDJPYスプレッド実測データをまとめています。
公式スペック値ではなく、MT4上で1分ごとに自動記録した実データを集計したものです。

親記事ではFXTF全体のスプレッド傾向を整理していますが、本記事ではその補足として、2026年6月の月次ログを公開します。
まず全体像を把握したい方は、以下の親記事もあわせてご覧ください。

※本記事は2026年6月1日〜2026年6月30日に取得したログを対象としています。
※観測日数:29日(MT4再起動や回線断などによる一部ログ欠損あり)


実測条件

  • 取得方法:MT4にて自動ログ取得
  • 取得間隔:1分ごと
  • 対象期間:2026年6月1日〜2026年6月30日
  • 対象通貨:USDJPY
  • 観測日数:29日
  • 総観測件数:36,293件

※MT4再起動や回線断などにより一部ログ欠損があるため、理論上の観測数より少なくなっています。

この記事の見方:
平均値だけでなく、中央値・P95・時間帯別傾向・重要指標時の拡大幅まで確認することで、EA運用時の実感に近いスプレッド環境を把握できます。


USDJPY 実測データまとめ

まずは、2026年6月1日〜2026年6月30日に取得したUSDJPYの全体統計です。
ロールオーバー時間帯や重要指標発表時の拡大も含めた集計値になります。

項目数値見方
観測日数29日2026年6月実測ログ
総観測件数36,293件1分ごとの自動取得データ
全体平均約0.3pips特殊時間帯を含んだ平均
中央値約0.1pips通常時の実感に近い中心値
P90約0.3pips90%の時間が約0.3pips以下
P95約1.8pips通常時間帯から荒れ相場まで含めた上位水準
最大値約7.2pipsロールオーバー帯を含む最大値
標準偏差約1.0スプレッド変動の大きさ

2026年6月のUSDJPY実測では、全体平均は約0.3pipsでした。
中央値は約0.1pipsで、通常時間帯の低コスト環境は引き続き維持されています。

なお、前月と比較すると、今月は平均値がやや上昇しています。
ただし、通常時間帯の平均・中央値は約0.1pipsと低く、通常時の取引コストが大きく悪化したというより、ロールオーバー帯や一部スパイクの影響で平均値が押し上げられた形です。

特にP95は約1.8pips、最大値は約7.2pipsとなっており、月全体で見ると早朝時間帯の拡大が統計値に反映されています。
EA運用では、平均値だけでなく、通常時の狭さ特定時間帯の拡大リスクを分けて見ることが重要です。


通常時間帯のスプレッド水準

ロールオーバー前後や急変時間帯を除いた通常時間帯ベースで見ると、FXTFの本来のコスト感がより分かりやすくなります。

項目数値
通常平均約0.1pips
通常中央値約0.1pips
通常P95約0.3pips
通常最大値約6.8pips

通常時間帯では平均・中央値ともに約0.1pipsと、非常に低い水準を維持しています。
通常P95も約0.3pipsのため、多くの時間帯では0.1〜0.3pips前後に収まっていました。

一方で、通常時間帯ベースでも最大値は約6.8pipsを記録しています。
これは常時広いという意味ではなく、短時間のスパイクが含まれているためです。短期売買EAでは、スプレッドフィルターや重要指標前後の停止設定を入れておくことで、こうした一時的な拡大を避けやすくなります。


時間帯別の傾向

2026年6月も、スプレッド拡大は特定の時間帯に集中していました。
日中〜NY時間にかけては低水準を維持しやすい一方で、早朝のロールオーバー前後では拡大が目立ちます。

FXTF USDJPYの時間帯別スプレッド実測データ 2026年6月
FXTF USDJPY時間帯別スプレッド比較(2026年6月 実測)
  • 3時〜5時:ロールオーバー前の流動性低下でやや拡大
  • 6時〜8時:ロールオーバー帯で大きく拡大
  • 9時〜23時:おおむね低水準を維持
運用ポイント:
スプレッド拡大は早朝のロールオーバー前後に集中しやすいため、EA側でこの時間帯を停止するだけでも、余計な取引コストを抑えやすくなります。

重要指標発表時の挙動

2026年6月の取得期間内では、主要な米経済指標でスプレッドの挙動を確認できました。
指標時の拡大幅と、通常水準へ戻るまでの目安を一覧でまとめています。

指標発表前平均最大スプレッド回復目安
アメリカ・ISM製造業景気指数 05月約0.1pips約0.8pips約1秒
アメリカ・ISM非製造業景気指数 05月約0.1pips約2.0pips約4秒
アメリカ・雇用統計 05月[非農業部門雇用者数・前月比]約0.1pips約3.0pips約60秒
アメリカ・雇用統計 05月[失業率]約0.1pips約3.0pips約60秒
アメリカ・小売売上高 05月[前月比]約0.1pips約2.2pips即時
アメリカ・小売売上高 05月[自動車除くコア・前月比]約0.1pips約2.2pips即時
アメリカ・FRB政策金利(FOMC)06月[上限金利]約0.1pips約3.0pips約59秒
アメリカ・FRB政策金利(FOMC)06月[下限金利]約0.1pips約3.0pips約59秒
アメリカ・PMI(購買担当者景気指数・速報値)06月[製造業PMI・速報値]約0.1pips約2.2pips約1秒

今回の期間では、雇用統計とFOMCで最大約3.0pipsの拡大が確認されました。
ISM製造業景気指数では約0.8pipsにとどまっており、指標によって拡大幅には差があります。

また、雇用統計やFOMCでは通常水準へ戻るまでに1分前後かかるケースがありました。
短期売買EAでは、指標発表の直前直後だけでなく、発表後1〜3分程度の余裕を持って停止する設計にしておくと、スプレッド拡大の影響を受けにくくなります。


スパイク発生率

次に、どれくらいの頻度で大きなスプレッド拡大が起きたかを確認します。
最大値だけでなく発生率を見ることで、EA運用時の体感に近いリスク感を把握できます。

条件発生率評価
2pips超4.78%ロール帯を中心に一定数発生
3pips超4.62%ロール帯・重要指標時に集中
5pips超0.85%低頻度だが無視はできない水準
10pips超0.00%異常スパイクは未確認

今月は前月と比較して、スパイク発生率が増加しています。
特に2pips超・3pips超の発生率が高く、ロールオーバー帯の影響が平均値にも出ています。
ただし、10pipsを超えるような異常スパイクは確認されていません。

全体としては、通常時は低コストで安定している一方、ロールオーバー帯や重要指標時には明確な拡大があります。
そのため、EA運用では時間帯フィルター最大スプレッド制限を併用するのが現実的です。


通貨別スプレッド比較(2026年6月)

今回の検証では、USDJPYだけでなく、EURJPY / GBPJPY / EURUSDも同時にログ取得しています。
参考として、通貨ペア別の平均スプレッドを比較すると以下のようになりました。

FXTF USDJPY EURJPY GBPJPY EURUSDのスプレッド比較 2026年6月実測データ
FXTF 通貨別平均スプレッド比較(2026年6月 実測)

2026年6月の平均スプレッドを通貨別に比較すると、GBPJPYが最も広く、EURUSDが最も低水準となりました。
USDJPYは引き続き安定して低水準で、EA運用でも扱いやすい通貨ペアといえます。

  • EURUSD:今回の比較では最も低コスト
  • USDJPY:安定して低水準
  • EURJPY:USDJPYよりやや広め
  • GBPJPY:平均スプレッド・スパイクともに注意が必要

EA運用では、GBPJPYのように値動きが大きい通貨ペアほど、スプレッド拡大やスパイクへの耐性が求められます。
一方、EURUSDやUSDJPYは低コスト重視の短期売買EAとも比較的相性が良い傾向があります。


2026年6月の傾向まとめ

  • USDJPYの全体平均スプレッドは約0.3pips
  • 前月比では平均値がやや上昇
  • 通常時間帯の平均・中央値は約0.1pipsと低水準
  • 通常P95は約0.3pipsで、多くの時間帯は狭い水準を維持
  • ロールオーバー帯では一時的な拡大が目立つ
  • 雇用統計・FOMCでは最大約3.0pipsまで拡大
  • スパイク発生率は前月比で増加
  • 5pips超のスパイクは0.85%確認
  • 10pips超の異常スパイクは未確認
  • 通貨別ではEURUSDが低コスト、GBPJPYは拡大に注意

2026年6月のFXTF USDJPYは、通常時間帯では引き続き低コストな環境を維持していました。
一方で、前月と比較すると平均値とスパイク発生率は上昇しており、月全体ではやや拡大しやすい傾向が出ています。

ただし、通常時間帯の平均・中央値は約0.1pipsと低く、9時〜23時の取引環境は安定しています。
6月の平均値上昇は、主に早朝ロールオーバー帯重要指標発表時の一時的な拡大による影響と考えられます。

EAで運用する場合は、早朝ロールオーバー帯の停止重要指標前後の停止最大スプレッド制限を組み合わせることで、実運用時のコスト悪化を抑えやすくなります。

結論:
FXTFのUSDJPYは、通常時間帯のスプレッドは非常に低水準です。 ただし、2026年6月は前月比で平均値・スパイク発生率ともに上昇しているため、ロールオーバー帯や重要指標時を避けて稼働することが重要です。

コメント

タイトルとURLをコピーしました