【実測】FXTFのスプレッド検証|2026年9月リアル口座データ

FXTFスプレッド検証(月次)
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本記事では、FXTFリアル口座にて取得した2026年9月のUSDJPYスプレッド実測データをまとめています。
公式スペック値ではなく、MT4上で1分ごとに自動記録した実データを集計したものです。

親記事ではFXTF全体のスプレッド傾向を整理していますが、本記事ではその補足として、2026年9月の月次ログを公開します。
まず全体像を把握したい方は、以下の親記事もあわせてご覧ください。

※本記事は2026年9月1日〜2026年9月30日に取得したログを対象としています。
※観測日数:29日(ログ欠損あり)


実測条件

  • 取得方法:MT4にて自動ログ取得
  • 取得間隔:1分ごと
  • 対象期間:2026年9月1日〜2026年9月30日
  • 対象通貨:USDJPY
  • 観測日数:29日
  • 総観測件数:36,185件

※MT4再起動や回線断などにより一部ログ欠損があるため、理論値より観測数が少なくなっています。

この記事の見方:
平均値だけでなく、中央値・P95・時間帯別傾向・重要指標時の拡大幅まで確認することで、EA運用時の実感に近いスプレッド環境を把握できます。


USDJPY 実測データまとめ

まずは、2026年9月1日〜2026年9月30日に取得したUSDJPYの全体統計です。 ロールオーバー時間帯や指標時の拡大も含んだ集計値になります。

項目数値見方
観測日数29日2026年9月実測ログ
総観測件数36,185件1分ごとの自動取得データ
全体平均約0.3pips特殊時間帯を含んだ平均
中央値0.0pips通常時の実感に近い中心値
P90約0.8pips観測値の90%が約0.8pips以下
P95約3.8pips観測値の95%が約3.8pips以下
最大値約6.8pipsロールオーバー帯などを含む最大値
標準偏差約1.0変動の大きさ

2026年9月の実測では、全体平均は約0.3pipsでした。
中央値は引き続き0.0pipsで、通常時間帯の低コスト環境は維持されています。

なお、前月と比較すると、全体平均は約0.3pipsでほぼ横ばいでした。
一方でP90は約0.4pipsから約0.8pipsへ上昇しており、軽度〜中程度のスプレッド拡大は前月よりやや増えています。


通常時間帯のスプレッド水準

ロールオーバー前後や急変時間帯を除いた通常時間帯ベースの集計も確認すると、FXTFの本来のコスト感がより見えやすくなります。

項目数値
通常平均約0.1pips
通常中央値0.0pips
通常P95約0.6pips
通常最大値約5.9pips

通常時間帯では平均約0.1pipsと非常に低水準を維持しています。
中央値は0.0pipsとなっており、多くの時間帯で低いスプレッド水準を維持しています。
一方で最大値は約5.9pipsを記録しており、短時間では大きく拡大する場面も確認されました。


時間帯別の傾向

9月も引き続き、スプレッド拡大は特定時間帯に集中していました。

FXTF USDJPY 時間帯別スプレッド 2026年9月実測データ
FXTF USDJPY時間帯別スプレッド比較(2026年9月 実測)
  • 3時〜5時:ロール前の流動性低下でやや拡大
  • 6時〜8時:ロールオーバー帯で大きく拡大
  • 9時〜23時:低いスプレッド水準で推移
運用ポイント:ロールオーバー前後の取引を停止することで、一時的なスプレッド拡大の影響を抑えやすくなります。

重要指標発表時の挙動

2026年9月の取得期間内では、主要な米経済指標でスプレッドの挙動を確認できました。
指標時の拡大幅と回復速度を一覧でまとめています。

指標発表前平均最大スプレッド回復目安
アメリカ・ISM製造業景気指数08月約0.1pips約2.2pips即時(観測上)
アメリカ・ISM非製造業景気指数08月約0.1pips約3.8pips約60秒
アメリカ・雇用統計08月[非農業部門雇用者数・前月比]約0.1pips約0.4pips約7秒
アメリカ・雇用統計08月[失業率]約0.1pips約0.4pips約7秒
アメリカ・小売売上高08月[前月比]約0.4pips約2.8pips即時(観測上)
アメリカ・小売売上高08月[自動車除くコア・前月比]約0.4pips約2.8pips即時(観測上)
アメリカ・FRB政策金利(FOMC)09月[上限金利]約1.2pips約5.9pips約6秒
アメリカ・FRB政策金利(FOMC)09月[下限金利]約1.2pips約5.9pips約6秒
アメリカ・PMI(購買担当者景気指数・速報値)09月[製造業PMI・速報値]約0.1pips約1.6pips即時(観測上)

今回の期間で最も大きかった指標時の拡大は、FOMC発表時の約5.9pipsでした。
一方、今回確認した指標では拡大後に比較的早く通常水準へ戻るケースも多く、FOMCも観測上は約6秒で回復しています。

※「即時(観測上)」は、集計上0秒で回復と判定されたケースです。実際にスプレッド拡大がまったく継続しなかったことを保証するものではありません。


スパイク発生率

次に、どれくらいの頻度で大きな拡大が起きたかを確認します。 最大値だけでなく、発生率を見ることで、EA運用時の体感に近いリスク感を把握できます。

条件発生率評価
2pips超5.96%前月よりやや増加
3pips超5.54%前月よりやや増加
5pips超0.71%低頻度・前月比ほぼ横ばい
10pips超0.00%異常スパイクは未確認

今月は前月と比較して、2〜3pips超のスプレッド拡大がやや増加しました。
2pips超は5.55%から5.96%、3pips超は5.11%から5.54%へ上昇しています。
一方、5pips超は0.74%から0.71%へわずかに低下しており、10pips超の異常スパイクは今月も確認されませんでした。


通貨別スプレッド比較(2026年9月)

今回の検証では、USDJPYだけでなく
EURJPY / GBPJPY / EURUSDも同時にログ取得しています。
参考として平均スプレッドを比較すると以下のようになりました。

FXTF スプレッド比較 USDJPY EURJPY GBPJPY EURUSD 2026年9月実測データ
FXTF 通貨別平均スプレッド比較(2026年9月 実測)
通貨ペア平均P95最大値
EURUSD約0.27pips約3.8pips約6.8pips
USDJPY約0.33pips約3.8pips約6.8pips
EURJPY約0.50pips約5.8pips約15.0pips
GBPJPY約0.73pips約9.8pips約18.7pips

2026年9月の平均スプレッドを通貨別に比較すると、GBPJPYが約0.73pipsで最も広く、EURUSDが約0.27pipsで最も低水準となりました。

USDJPYとEURUSDは比較的低コストで推移している一方、GBPJPYは平均値だけでなくP95も約9.8pipsと4通貨で最も高く、EA運用では一時的なスプレッド拡大をより考慮する必要があります。

  • EURUSD:平均約0.27pipsで4通貨中もっとも低水準
  • USDJPY:平均約0.33pipsで比較的低水準
  • EURJPY:平均約0.50pips、最大約15.0pips
  • GBPJPY:平均約0.73pips、P95約9.8pipsで4通貨中もっとも広い

2026年9月のまとめ

2026年9月のFXTF USDJPYは、全体平均約0.3pips、中央値0.0pipsとなり、前月と同様に低いスプレッド水準を維持しました。

一方、P90は前月の約0.4pipsから約0.8pipsへ上昇し、2pips超・3pips超の発生率もそれぞれやや増加しています。
そのため9月は、通常時の低コスト環境は維持しながら、軽度〜中程度のスプレッド拡大が前月よりやや増えた月と評価できます。

重要指標ではFOMC発表時に最大約5.9pipsまで拡大しましたが、今回の観測では約6秒で通常水準へ回復しています。
また、USDJPY全体の最大値は約6.8pipsで、10pipsを超える異常な拡大は確認されませんでした。

EA運用のポイント:
通常時間帯は引き続き低コストですが、ロールオーバー前後や重要指標時には一時的な拡大が発生します。EAでは時間帯フィルターや最大スプレッド制限を併用しておくと、こうした局面の影響を抑えやすくなります。

※本記事の数値は1分間隔で取得した実測ログをもとに集計しています。1分未満で発生・収束した瞬間的なスプレッド変動をすべて捕捉しているものではありません。

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