MT4のEA作成を依頼するときは、 「どんな条件でエントリーしたいか」 「どこで利益確定・損切りしたいか」 「ナンピンやマーチンを使うか」など、 事前に伝える内容を整理しておくことが大切です。
ただし、プログラム未経験の方が、 最初から完璧な仕様書を作る必要はありません。 まずは分かる範囲で、売買ルールや希望する動きを整理できれば十分です。
この記事では、MT4対応のEA作成代行を依頼する前に確認しておきたい内容を、 初心者向けのチェックリスト形式でまとめています。 そのままコピーして、相談前のメモとして使えます。
EA作成代行の依頼方法や失敗例については、 EA作成代行の依頼方法と失敗例まとめでも詳しく解説しています。
MT4のEA作成を依頼するときに伝えること
EA作成を依頼するときに大切なのは、 難しい専門用語を使うことではありません。
重要なのは、作りたいEAの動きを できるだけ具体的に伝えることです。 たとえば「強いトレンドで買いたい」だけでは、人によって解釈が変わります。
一方で、 「移動平均線が上向きのときだけ買いたい」 「利益が20pips出たら決済したい」 「1日に3回までエントリーしたい」 のように整理できると、作りたいEAのイメージが伝わりやすくなります。
以下のチェックリストは、 EA作成を依頼するときに伝える内容を整理するためのものです。 すべて埋める必要はありません。 分かる範囲だけでも整理しておくと、相談や見積りがスムーズになります。
このチェックリストの使い方
このチェックリストは、 EA作成を依頼する前の相談メモとして使えます。
- 分かる項目だけ記入する
- 決まっていない部分は「未定」と書く
- 言葉で説明しにくい場合は、画像や手書きメモを添える
- 既存EAやインジケーターを参考にする場合は、その内容も書く
- 完璧に書けなくても、相談しながら整理していく
「仕様書」と聞くと難しく感じるかもしれませんが、 最初はきれいな書類にする必要はありません。 作りたいEAの動きが伝わるメモになっていれば大丈夫です。
そのまま使えるEA作成依頼チェックリスト
以下の項目をコピーして、 分かる範囲で埋めてください。 空欄があっても問題ありません。
① まず決めておきたい基本情報
- 使用したい通貨ペア:
- 使用したい時間足:
- エントリー方向:買いのみ/売りのみ/両方向
- 両建て:あり/なし/分からない
- 使いたい口座・FX業者:
- MT4の口座種別:スタンダード口座/スプレッド口座/分からない
最初に、どの通貨ペア・時間足でEAを使いたいかを決めておくと、 作成内容が整理しやすくなります。
② どんな時に買う・売るか
- 使いたいインジケーター:
- インジケーターの設定値:
- 買いエントリーの条件:
- 売りエントリーの条件:
- エントリーを避けたい条件:
- 1日のエントリー回数制限:
- 稼働させたい時間帯:
「なんとなく上がりそうなとき」ではなく、 どの条件になったら買うのか・売るのかを整理しておくと、 EA化しやすくなります。
たとえば、以下のように書けると伝わりやすくなります。
- 移動平均線が上向きのときだけ買う
- RSIが30以下から上に戻ったら買う
- MACDがゴールデンクロスしたら買う
- スプレッドが広いときはエントリーしない
- 深夜帯はエントリーしない
細かい条件がまだ決まっていない場合は、 「このインジケーターを使いたい」 「このようなタイミングで入りたい」 というレベルでも大丈夫です。
③ どこで利益確定・損切りするか
- 利益確定:固定◯pips/条件で決済/未定
- 損切り:固定◯pips/条件で決済/未定
- トレーリングストップ:使う/使わない/未定
- 建値決済:使う/使わない/未定
- 時間で決済:使う/使わない/未定
- インジケーター条件で決済:あり/なし/未定
- 全ポジションをまとめて決済する条件:
EAでは、エントリー条件だけでなく、 どこで決済するかも非常に重要です。
利益確定や損切りの考え方が決まっていない場合は、 「まずは固定pipsで考えたい」 「含み益が出たらトレーリングしたい」 「逆サインが出たら決済したい」 など、希望に近い内容を書いておくと伝わりやすくなります。
④ 取引量をどう決めるか
- 固定ロット:
- 残高に応じてロットを変える:使う/使わない/未定
- 最大ロット制限:
- 同時に持つ最大ポジション数:
- 1日の最大損失制限:
- 口座資金の目安:
ロット設定は、EA運用のリスクに直結します。 特にナンピンやマーチンを使う場合は、 ロットが大きくなりすぎないように上限を決めておくことが大切です。
まだ決まっていない場合は、 「最初は0.01ロットで試したい」 「資金に対して無理のない範囲にしたい」 という書き方でも問題ありません。
⑤ ナンピンやマーチンを使うか
- ナンピン:使う/使わない/未定
- マーチン:使う/使わない/未定
- 最大段数:
- ナンピン間隔:
- ロット倍率:
- 全体の利益がいくらになったら決済するか:
- 損切り条件:
ナンピンやマーチンを使うEAは、 設定次第で利益の出方もリスクも大きく変わります。
「とにかく勝率を上げたい」だけでは危険なEAになりやすいため、 最大段数・ロット倍率・損切り条件は、できるだけ整理しておくのがおすすめです。
よく分からない場合は、 「ナンピンは使いたいが、危険すぎる設定にはしたくない」 「最大段数は相談して決めたい」 のように書いておくと、相談時に調整しやすくなります。
⑥ EAに入れておきたい基本設定
- EA名の希望:
- マジックナンバー:指定あり/指定なし/分からない
- パラメータで変更できるようにしたい項目:
- バックテストで確認したい期間:
- 複数通貨ペアで使う予定:あり/なし/未定
- 複数時間足で使う予定:あり/なし/未定
マジックナンバーとは、 EAごとにポジションを区別するための番号です。 複数のEAを同じ口座で使う場合は、特に重要になります。
よく分からない場合は、 「他のEAと同時に使う可能性があります」 とだけ伝えておけば大丈夫です。
⑦ あると便利な追加機能
- チャート上に表示したい情報:
- アラート通知:使う/使わない/未定
- メール通知:使う/使わない/未定
- LINE通知など外部通知:使う/使わない/未定
- 取引履歴やログ出力:必要/不要/未定
- ボタン操作:必要/不要/未定
- 既存EAを参考にする場合の説明:
EAは売買だけでなく、 チャート上に情報を表示したり、 ボタンで停止・決済できるようにしたりすることもできます。
ただし、機能を増やすほど作成内容は複雑になります。 まずは必要な機能と、あれば便利な機能を分けて整理しておくと分かりやすくなります。
このチェックリストを使うメリット
- 作りたいEAのイメージを整理しやすい
- 依頼時の説明漏れを減らせる
- 見積り内容が分かりやすくなる
- 完成後の認識違いを減らせる
- 必要な機能と不要な機能を分けやすい
- 結果的に、余計な修正や追加費用を減らせる可能性がある
EA作成では、 「思っていた動きと違った」 「あとから必要な機能に気づいた」 というケースがあります。
事前に内容を整理しておくことで、 作成者側にも希望が伝わりやすくなり、 完成後のズレを減らしやすくなります。
✔ 作りたいEAのイメージが整理できたら、料金例も確認しておきましょう
EA作成代行の費用は、 エントリー条件・決済条件・ナンピンの有無・追加機能などによって変わります。
どの程度の内容で、どれくらいの費用感になるのかは、 サービスページで具体例を紹介しています。
チェックリストをすべて埋められない場合は?
チェックリストを見て、 「ここまで細かく決められない」 「自分の裁量ルールをどう書けばいいか分からない」 と感じる方もいると思います。
その場合でも、すべての項目を埋める必要はありません。 分かる範囲だけでも整理していただければ、 こちらで確認しながらEA化できる内容か判断できます。
たとえば、以下のような相談でも大丈夫です。
- 普段の裁量トレードをEAにできるか知りたい
- 使っているインジケーターの条件をEA化したい
- 既存EAに機能を追加したい
- ナンピンEAのリスクを抑えたい
- 途中まで作ったEAを修正したい
最初から完璧な形で説明できなくても問題ありません。 まずは分かる範囲で内容をまとめて、以下フォームからご相談ください。
チェックリストを使っていただくと、確認がスムーズになりますが、 未記入の項目があっても問題ありません。


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