はじめに
現在OANDA Japanのリアル口座でEAを2つ(購入1点、自作1点)導入してます。
証拠金は100万円で運用していきます。
EAの概要
自作EAでの確認と、他の方が作成されたEAも確認したかったためゴゴジャンで購入したEAを同一口座で運用していきます。
1つ目(購入)
今回は自作したEAに成績が似ている、かつ右肩上がりでトレンドフォロー型のEAを探していたところ良さそうなEAがあったので導入します。
ボイジャーX JPY
- トレード回数:約2600回
- 勝率:約53%
- PF:1.47
- ※ナンピン、マーチンゲールは無し(分割決済は有り)
トレンドフォロー型かつナンピンをしないので安定性重視です。
私が独自にバックテストした結果をクオンツアナライザーで確認するとこんな感じでした。
こちらは2005年1月10日~2021年2月18までの結果ですが、2006年のみ若干のマイナス収支となっています。それ以外はどの年でも一定の収益を上げれています。
懸念点としては、直近の2019年及び2020年は少し伸び悩んでいます。ただ、2021年は調子が良さそうなので運用することにしてみました。
このEAのトレード収支状況は、今後リアルトレードを通してご報告します。
設定は、以下の形でドル円にて運用していきます。
- ロット:0.44
- マジックナンバー1:30240
- マジックナンバー2:30241
- 最大ストップロス幅(Points):300
- サーバー時間(GMT、バックテスト用):2
ロット数に関して、『ボイジャーX JPY』は3回に分けて分割決済する仕組みがあるみたいなので、運用する口座がOANDA Japanの東京サーバーコースの場合は最小ロット数の0.1で運用すると分割決済できずerror131が発生してしまいます。(東京サーバーコースは0.1が最小単位なので)
よって、少し余裕を持たせてロット数は0.44で運用し、決済時はこんな感じで0.22決済→0.11決済→0.11決済となるように設定しました。
ロット数が0.44の場合、1回のトレードでの最大損失額は13,200円と言う感じなので、上記設定で運用する場合、証拠金は最低でも50万円前後あると良いと思います。
※ロットを0.4にして40万円運用ぐらいからでも良いと思います。
もし、ロット数を0.1にして10万円ぐらいで運用したいとなった場合、OANDA Japanの東京サーバーコースよりもベーシックコース(ニューヨークサーバーコース)にした方が良いでしょう。
ニューヨークサーバーコースはドル円のスプレッドが0.3銭→0.4銭となったり、スワップが若干冷遇されますが、1000通貨から取引可能となります。
2つ目(自作)
このサイトでも紹介しているZigZagのロジックをベースに作成したEAを運用します。エントリーポイントの調整、決済ポイントの細分化、トレールの実施等のメンテナンスを加えプロフィットファクタを1.5近くにまで上げました。
※開発工数は30~40人日ぐらいいったかもしれません・・・
EAのバックテスト結果はこんな感じです。2012年から2021年現在までの結果です。
- トレード回数:約3000回
- 勝率:約50%
- PF:1.57
- ※ナンピン、マーチンゲールは無し
最大ポジション数は1で、ロット数も固定なので(複利にもできますが)そこそこ信頼できるバックテスト結果なのかなと思います。
中期的には順張りで短期的には逆張り型EAとなっており、現在サクソバンク証券で運用している初代のEAよりはレンジ相場にも対応できる感じです。クオンツアナライザーで確認すると、こんな感じです。
どの年でも一定の収益を上げれています。2021年はトレード回数が少ないので利益も少ないです。
あと、2005年から現在までだと少しPFは落ちますがこんな感じです。
このEAのトレード収支状況は、今後リアルトレードを通してご報告します。
あと、ある程度フォワードテストにて安定した収益が上げれるようであればゴゴジャンにて販売も考えています。
EAの収支状況
2021年2月17日から2024年6月3日までの各EAの状況はこんな感じです。どちらも3年ちょっとで2000pips越えしています。
ZigZagEA
ボイジャーX JPY
まとめ
今回は、2つのEAを1つの口座で運用するという試みと自作以外のEAを運用するという試みのチャレンジとなります。
自作EA(ZigZag)でも市販EAでも十分成果を上げる事が出来ているので、良かったかなと思います。
トレード状況を確認しながら、経過報告して行こうと思っています。
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