「EAでFX専業は本当に可能なのか?」
「会社を辞めてFXだけで生活できる人は、実際どんな毎日を送っているのか?」
この記事では、裁量トレードでの大きな失敗を経て、自作EAによる自動売買を軸にFX専業へ移行した実体験をもとに、
収支の推移・生活リズム・兼業から専業へ移る際に意識したことを包み隠さず解説します。
「EA専業に憧れているが不安が大きい」「いきなり仕事を辞めるのは怖い」
そんな方にとって、現実的な判断材料になる内容です。
EAでFX専業に至るまでの経緯|裁量から自動売買への転換
FXに興味を持ち始めたのは社会人になって間もないころでした。
FXでの大失敗と挫折|専業を目指す前に経験した現実
当初は十分な知識がないまま裁量トレードを始めてしまい、今思えば非常にリスクの高い挑戦だったと思います。順風満帆な感じではなく、最終的に約400万円の損失を出してしまい、一度はFXから離れる決断をしました。この時の負けた主な理由は『意識しても損切りできない』という状況でした。
諦めきれずFXについてこつこつ勉強し、2017年からリアルトレードを再開しましたが、少しづつ勝てるようになってきました。
【FXの裁量トレードでの収支】
- 2017年 → 約+40万円
- 2018年 → 約+30万円
元システムエンジニアからの転身
少しづつ稼げるようにはなってきましたが、仕事とFXの両立は難しい(稼げない)という結論に至り、仕事を辞める事にしました。仕事を辞めるにあたりFXで稼いでいけるのかという不安もありましたが、この頃は他の副収入もあったため、会社を辞めることへの不安はある程度抑えられていました。
仕事を辞めて毎日チャートを眺めてトレードをする日々ですが、やはりプレッシャーがきつかったです。特に負けが続くとメンタル管理の難しさを痛感しました。しばらくはチャートに向き合う負担を減らしながら、副収入に力を入れていた時期もありました。
ただ腐らずFXの情報収集も継続する中で自動売買というものに出会います。独学でMQL4の勉強を始め、自分自身のロジックをEA化しました。幸い前職がシステムエンジニア兼プログラマーだったのでプログラミングには困りませんでした。
こうして、2019年10月(退職7カ月後)に自作EA第一弾が完成しEAトレードをメインにした専業トレーダーへと転身しました。
EAを使った自動売買は、裁量トレードの弱点(感情・時間制約)を補う手段として非常に有効です。
EAの基本的な考え方やメリット・デメリットは、以下の記事で詳しく解説しています。
EA運用の開始と成績
EA運用後は収支がかなり安定し、FX以外の事(サイト作成・EA開発・プログラミング等)にも注力する事ができています。
| 年度 | 収支 | コメント |
|---|---|---|
| 2019年 | +140万円 | 10月からEA稼働(実質3か月間) |
| 2020年 | +290万円 | コロナ相場で大きくプラス |
| 2021年 | +230万円 | 安定した利益 |
| 2022年 | +550万円 | 過去最高収益 |
| 2023年 | +380万円 | 裁量で200万円損失、EAがカバー |
| 2024年 | -50万円 | EAで初のマイナス収支 |
EAで安定した運用を目指すには、いきなり複雑な設定に手を出さないことが重要です。
これからEAを始める方は、まずは以下の手順を一度整理してみてください。
EAでFX専業をしている1日の生活ルーティン
2025年現在の過ごし方についてです。
朝のチャートチェック(情報収集)
午前6時頃、起床します。当サイトのメンテナンスしたり自由時間(今日の経済指標やチャート確認)
午前9時頃、家族が起きてくるので一緒に朝ごはん。
午前10時~12時半、EAメンテナンスやサイトメンテナンス(チャートは見ながら)
昼はまったりチャートチェック
12時半~14時、自由時間。ゲームや、YouTube等好きな事をしています(チャートは見ながら)
14時~17時、午前中にやり残した事を片付ける(チャートは見ながら)
夜はスマホでチャートチェック
17時~23時頃までは家族時間。
24時頃に就寝。
夜は、重要指標だったりEAがポジションを持っていたらスマホで軽くチャートチェックするぐらいです。ポジションが無ければチャートは見ません。
上記から見ても大体わかる通り、EAトレーダーになってもチャートはよく見ています。ただ、トレードは殆どしないためストレスはほぼありません。
専業トレーダーになって変わったこと
専業トレーダーになって変わった事です。
生活スタイルの変化
専業トレーダーというよりフリーになったことで時間の融通が効き、平日に自由に予定を組めるのは大きなメリットです。
トレーダー目線では、チャートを確認する時間が増え、相場の「温度感」を常に把握できるようになりました。
深夜発表のFOMCなど重要イベントを見届けられるのも魅力です。
家族ができてからのプレッシャー
私は、専業トレーダーになってから結婚しました。独り身の時はそうでもありませんでしたが、家族ができてからは自分の稼ぎが家族の生活に影響する(共働きなので直結まではいかない)と考えたら、やはりプレッシャーはありました。
ただ、責任感というか作業をする意欲は増したので差し引きゼロと思ってます!
EAでFX専業を目指す人への現実的なアドバイス
専業トレーダーになりたい、と考えている方に一つ伝えたいのは、
「いきなり仕事を辞めるのはリスクが大きい」ということです。
FXで稼ぎたいなら、まずは兼業で収益を伸ばしつつ、
生活の土台を安定させた状態で専業を目指すのが無難です。
私自身、専業に踏み切る前に他の副収入である程度の資金的な余裕を確保していたおかげで、
FXの成績が落ち込んだときでも精神的に追い詰められずに済みました。
また、兼業ならではのメリットとして
- 収入源が複数あるためプレッシャーが小さい
- 生活費を心配せずにトレードの練習ができる
- 生活リズムを大きく崩さずにFXに向き合える
があります。
EA(自動売買)を活用すれば、仕事中でも相場を監視できるため
「エントリータイミングを逃す不安」も少なくなります。
EAの特性を活かして兼業で運用するのは非常におすすめです。
EAでFX専業を目指すこと自体は不可能ではありません。
ただし、現実的に続けていくには「段階を踏むこと」「収入源を分散すること」が何より重要です。
この記事が、勢いではなく納得した判断をするための材料になれば幸いです。









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