FXで自動売買にして良かったこと

FX
スポンサーリンク

ここでは、裁量売買と自動売買でFXをやってきて、良かった事を書いていきたいと思います。

自動売買のメリットに似たような部類ですが、より具体的に書いていきます。

良かったことランキング

自動売買にしてよかったことを思い当たる限り書いていきます。

5.0

稼げるようになった(大負けしないようになった)

1番良かったことといえば、やはり裁量売買よりも自動売買のほうが稼げるようになったという点です。

私はあまり裁量売買のセンスが無かったのだと思いますが、裁量売買で大きな利益をあげたとしても、大体近日中に殆ど利益を吹っ飛ばす事が多かったのでなかなか利益が増えませんでした。

自動売買だからといって必ず稼げるわけではないのですが、FXに対して費やした作業量に対して正当に利益が得られる感覚になりますし、何より

メンタル崩壊して大負けする

事が無くなりました。

4.5

メンタルが安定した

次に良かったことといえば、メンタル面の改善です。

自動売買の強みは、過去大きな利益を上げることができた手法を、まるっとそのままリアルタイムでトレードできるところです。そして、いかなる場合もエントリー・利確・損切り・逆指値注文・指値注文全て自動で寸分の違いも無いトレード手法を繰り返します。その過程でたとえどれだけ損失がでようが利益が出ようが、同じトレード手法をただただ繰り返します。

裁量売買の場合、どれだけ優れた手法が確立されていたとしても、他の人が同じようにトレードすることはとても難しいです。勝っているときはいいですが、少しでも負けだすと

  • このエントリー手法は本当正しいのか不安
  • 自分はいま正しいエントリー手法で売買できているのか不安
  • 負けているから勝ちたいという願望トレードをしてしまう
  • 本当は損切りすべき所なのに、一瞬の気の迷いから損切りしたくなくなる
  • こんな相場デタラメだ、値動きがおかしすぎる!!

といったような裁量売買に起きる負のメンタル状態です。私もよくこの状態に陥っていました。

ただ、自動売買に変えてからは殆どメンタル状態を正常なまま維持することができました。何故かというと、

『過去利益を上げているトレード手法を寸分たがわず実施しているのだから勝てる可能性は極めて高い』と強く思うことができるから

そもそも、裁量売買の時でも上記理由を自分で強く思えるのであれば、負のメンタル状態に陥ることは無いはずです。なので手法やメンタルに自信があれば裁量売買でも何ら問題なくやっていけると思います。

ですが、我々は人間です。トレードで負けが続いたり、プライベートで嫌なことがあったり・・・と自分の精神状態により微妙に(又は大きく)トレード手法にズレが生じてきます。そして、そこから一気に崩れてしまうこともしばしばあります。また、めちゃくちゃトレード勝った、プライベートで凄い良い事があった場合でさえ、いつのまにかトレード手法にズレが生じ(強気、大き目のポジション等)、そこから大きく負けて行く事だってあるのです。

自動売買はシステムですので、負けが続こうが、プライベートで嫌なことがあろうが、お構いなしにエントリーも利確も損切りも指定した通りに行ってくれます。メンタルに左右されてトレード手法にズレが生じることは100%ありません。

ただ、自動売買でも負のメンタル状態に陥ってしまう場合が稀にあります。それは、どんな時かというと、勝てると思った自動売買で実際に負けまくる時です。EAでも負けが立て込むと使っている側は居てもたってもいられません。

この負のメンタル状態から脱出する方法として、個人的に活用している対策はいたってシンプルですが、

自動売買システムをひたすら見直す(修正する)

です。成績が悪かった時期のトレードを見直し、エントリータイミングや決済タイミング等に問題が無かったかをただひたすら見直します。修正出来るようであれば修正します。しかし修正の結果、過去のトレードにも大きく影響を及ぼすような修正の場合(過去のトレード成績が著しく低下する場合)は修正しないことも考えます。大きな利益を得るためにはこの負けも必要だ、今のEAが最適だという風に、直近の負けを受け入れる考えに持っていきます。

自作のEAシステムの場合、上記の対策がとれるのですが、購入したEAシステムの場合はシステムを止めたり設定を変えたり、別のEAを動かすぐらいの対策しか方法がないので私は自作EAをオススメしています。

4.0

時間を有効活用できるようになった

次に良かったことといえば、時間を有効活用できるようになった点です。

FXトレーダーといえば、パソコンの前で複数台のモニターを駆使してチャートをずっと見てトレードしているイメージではないでしょうか?自動売買のトレーダーはパソコンの前にはいるかもしれませんが、基本的にリアルタイムのチャートを殆ど見ません。モニターも2つもあれば十分です。自動売買トレーダーがやる作業といえば、殆どが検証作業です。ただひたすらトレード手法と過去のチャートを照らし合わせ良い自動売買システムを自作したり見つけることに時間を費やしています。

裁量売買の場合、リアルタイムのチャート及び値動きが全てなのでチャートをかなりの頻度で見ている必要があります。あと、エントリー後に気になってずっとチャートを見たりする方もいると思います。私も実際、裁量売買時代はリアルタイムのチャートをずっと見ていました。トレードとプライベートを分けることも下手で、1日中トレードの事ばかり考えていることもかなりありました。

トレードする際にチャートを見るのはいいのですが、時間の無駄だなと感じるのはスキャルトレードでもないのに、エントリー後も凄い長い時間チャートを見てしまうことです。ちゃんと指値、逆指値注文を置いているにも関わらずです。その時間は本当に無駄だし、長い間チャートを見れば見るほど損失が出た際のダメージはでかくなります。

トレード時間に長い時間をかけてしまうと、利益が全くでなかった場合の時間の無駄感は半端ないものがあります。

その点、自動売買の場合は時間をかけるところは検証なので無駄と感じる時間は殆どありません。全く使えないトレード手法の検証をしたとしてもそれが使えないトレード手法だとわかったり、そこから新たなトレード手法がひらめいたりするのでかなり有意義な時間だと感じることができます。あと、トレードは自動売買に任せて今日は自分のやりたいことをやろうと、トレードとプライベートを分断することも比較的簡単です。
※私の場合エントリー・決済・トレーリング情報をスマホにプッシュ通知で送信するようにしていますので外出中は全くチャートは見ません

さいごに

自動売買の良いところを書いていきましたが、稼げるかどうかは置いておいたとしても、メンタル的にも時間的にも相当負担を減らすことができたのはとても有難いことでした。

人生という時間の中で、FXに割くパワーや時間はそこそこ多くてもいいかなとは思うのですが、裁量売買時代は9割5分ぐらいの比率だったので、果たしてその状態で稼げたとしてもあまり幸せではないのかなと思ったりもしました。

自動売買にしてからは少なくとも5割ぐらいのパワーと時間にはなったので、こうしてブログを書くことや好きなこともできる時間が増えたので、良かったのかなと思います。

※ 裁量トレードには限界がある?(収支を安定させる自動売買の始め方)


※ 私が使っているオススメEA

コメント