MT4でバックテストや過去チャートを確認したいと思ったとき、 「ヒストリカルデータを取り込むのが面倒そう…」 「FXDDや外部サイトからの取得は手順が多くて不安…」 と感じたことはありませんか?
本記事では、MT4に標準搭載されているMetaQuotes(メタクオーツ)公式ヒストリカルデータを使い、 ワンクリックで過去チャートを取り込む最もシンプルな方法を解説します。
FXDDなどの外部データをダウンロードしてインポートしたり、 既存データを削除するといった手間のかかる作業は一切不要です。 「とりあえずEAの挙動を確認したい」「軽くバックテストしたい」 といった用途であれば、最短ルートとなる方法です。
ただし、 MetaQuotes公式ヒストリカルデータは精度がやや低めであり、 本格的なEA検証や長期バックテストには不向きですが、 「軽く動作確認をしたい場合」には十分使えます。
なお、MetaQuotesは「最短で試すための入門用」の選択肢です。
実運用や5年以上の長期バックテストを前提とする場合は、
他のヒストリカルデータも含めて比較しておくことをおすすめします。
▶ 5年以上のヒストリカルデータを取得する方法|無料・有料を徹底比較【MT4対応】
より精度の高いヒストリカルデータを使いたい場合は、 以下の記事で無料で使える高品質データの選択肢も解説しています。
ヒストリカルデータ取り込み手順
今回は外為ファイネストのMT4を利用します。
※FXTF等ではうまく取り込めません
※XMでもダウンロードできました
外為ファイネストのMT4ダウンロード及びデモ口座開設方法はこちら↓
MT4のバー表示可能数の変更
外為ファイネストのMT4が準備できたら、まずはお決まりのMT4のバー表示可能数を変更しておきましょう。
MT4の画面でメニューバーの「ツール」→「オプション」をクリックし、オプション画面の「チャート」タブを開き、ヒストリー内の最大バー数、チャートの最大バー数を共に「2147483647」と入力し「OK」をクリックします。

ヒストリカルデータの取得
次に、ヒストリカルデータを取得しますがここが超簡単!
MT4の画面でメニューバーの「ツール」→「ヒストリーセンター」をクリックします。ヒストリーセンター画面で「Group1」を選択し、通貨ペアから「USDJPY」をクリックし、「ダウンロード」をクリックします。

次に、以下のメッセージが出るので「OK」をクリックします。

「OK」をクリック したあとに、以下のメッセージが出る場合がありますが「はい」をクリックします。

ダウンロードが開始されるので、数十秒待ちます。

以上で、ヒストリカルデータの取り込みは完了です!
ダウンロードデータ確認
MT4の画面でメニューバーの「ファイル」→「オフラインチャート」をクリックします。すべての時間足のデータが作成されていれば成功です。

あとは、バックテストで正常に過去チャートが反映されているかも確認しておきましょう。
🔍 次のステップを検討している方へ
MetaQuotes公式データは導入が非常に簡単な反面、
精度や再現性は限定的です。
実運用や本格的なEA検証を考えている場合は、
他の無料・有料データも含めて比較しておくと失敗を防げます。
さいごに
以上、メタクオーツ版のヒストリカルデータの取り込みについてでした。
取り合えず軽くEAを確認したいけど、ヒストリカルデータを取り込むのは面倒といった場合にメタクオーツ版のヒストリカルデータはオススメです。









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