MT4でEAのバックテストや検証を行う際、ヒストリカルデータ(過去チャート)は重要な要素です。
以前はFXDDが2005年頃からの1分足データを配布しており、MT4のバックテスト用データとして広く利用されていました。
しかし、2026年8月現在、FXDDのヒストリカルデータ専用配布ページは削除されており、旧FXDDデータを新たにダウンロードすることはできません。
現在のFXDD公式サイトにはMT4・MT5の案内はありますが、以前のような1分足ヒストリカルデータの配布ページは確認できない状態です。
現在入手できる無料ヒストリカルデータについては、以下の記事で比較しています。
FXDDのヒストリカルデータは現在ダウンロード不可
以前はFXDDの専用ページから、USDJPYなど各通貨ペアの1分足ヒストリカルデータをZIP形式でダウンロードできました。現在はこの配布ページが削除されているため、以下は過去の配布状況を示すアーカイブとして掲載しています。
現在のFXDD公式サイトから、以前の1分足ヒストリカルデータを新規取得することはできません。下の画像は、過去にFXDDでヒストリカルデータが配布されていた当時の画面です。

過去にダウンロード済みのZIPファイルを持っている場合は、解凍後に「USDJPY.hst」などのHSTファイルがあることを確認してください。手元に旧FXDDデータがない場合、この先のFXDD取り込み手順は実行できません。
過去のFXDD配布画面について

【アーカイブ】旧FXDDデータをMT4へ取り込む準備
ここからは、旧FXDDのHSTファイルをすでに保存している方向けの手順です。まず、取り込み対象となる通貨ペアの既存ヒストリカルデータを整理します。
MT4を起動し、画面でメニューバーの「ファイル」→「データフォルダを開く」をクリックします。

MT4のフォルダが開かれるので、「history」フォルダ→「(自分が利用しているサーバー名)」フォルダに移動します。

※MT4の上部に出ているここを見ればわかる(これはFXTF-Liveフォルダ)
ここで、MT4上に表示されているUSDJPYのチャートを全て(×ボタンで)終了した後、MT4のアプリも一旦終了しておきましょう。
※起動しっぱなしだとファイルが残ってしまうため

そして「USDJPY1.hst」「USDJPY5.hst」・・・といったUSDJPY●●.hst系のファイルを全て削除し、MT4を再起動します。
※backupフォルダを作ってそこに退避でもOKです
再起動後、「history」フォルダにUSDJPY系のファイルが作成されていなければ成功です。
MT4のバー表示可能数の変更
次に、MT4のバー表示可能数を変更します。
MT4の画面でメニューバーの「ツール」→「オプション」をクリックし、オプション画面の「チャート」タブを開き、ヒストリー内の最大バー数、チャートの最大バー数を共に「2147483647」と入力し「OK」をクリックします。

ヒストリカルデータの取り込み
次に、手元に保存してある旧FXDDのヒストリカルデータを取り込みます。
MT4の画面でメニューバーの「ツール」→「ヒストリーセンター」をクリックします。ヒストリーセンターの通貨ペアから「USDJPY」をクリックし、「1分足」をクリックして「インポート」をクリックします。

「参照」ボタンをクリックします。

手元に保存してある「USDJPY.hst」ファイルを選択し、「開く」ボタンをクリックします。

インポート画面に戻ってくるので、一番下までスクロールし、2005.01.10 02:31のデータが表示されている事を確認し「OK」ボタンをクリックします。

反映されるまでに少し時間がかかる場合があるので、いちど「OK」ボタンをクリックしヒストリーセンター画面に戻ったあと、もう一度「インポート」ボタンをクリックして上記インポート画面を見ると反映されている事があるので、繰り返し2005.01.10 02:31のデータが表示されている事を確認してください。
インポート画面でデータが表示されている事を確認できた場合、次はヒストリーセンター画面でも一番下までスクロールし、2005.01.10 02:31のデータが表示されている事を確認します。
確認できたら「閉じる」ボタンをクリックします。

確認後MT4を再起動し、以下のように大量の1分足データが出来ている事が確認できればOKです。

旧FXDDのHSTファイルを利用する場合、これで1分足データの取り込みは完了です。
1分足以外のヒストリカルデータの作成
旧FXDDの1分足データをすでに取り込めている場合は、そのM1データから5分足・15分足・1時間足などを作成できます。
※FXDDから新規に1分足データを取得する手順ではありません。
period_converter_ALLの入手と展開
スクリプト(period_converter_ALL)の入手
まず、全ての時間足のデータを作成する用のスクリプト(period_converter_ALL)をMQL5のページからダウンロードします。

ページの案内に従って入手します。サイト側の表示や登録手順は変更される場合があります。

翻訳するとこんな感じ。

登録するのが嫌な場合は、以下の赤枠の場所をクリックするとperiod_converter_ALLのソースコードが出てくるので自分でコンパイルして使う方法を取ってもOKです。

period_converter_ALLの展開
period_converter_ALLが用意できたら、MT4の画面でメニューバーの「ファイル」→「データフォルダを開く」をクリックし、「MQL4」フォルダ→「Scripts」フォルダへ移動し、Scriptsフォルダ内に先ほどダウンロードした「 period_converter_ALL.mq4 」をコピーします。
コピーができたら、MT4画面のナビゲーターウィンドウ→「スクリプト」を右クリックし「更新」をクリックします。

スクリプト(period_converter_ALL)を使ってデータ作成
MT4の画面でメニューバーの「ファイル」→「オフラインチャート」をクリックし、「USDJPY,M1」を選択し「開く」をクリックします。

すると、MT4上にUSDJPYのM1(1分足)のチャートが表示されます。
続いて、 MT4画面のナビゲーターウィンドウ→「スクリプト」 の[+]をクリックし「period_converter_ALL」を 、表示されたM1チャート上にドラッグ&ドロップします。
※スクリプトの一番下に「periodconverter」という似たような名前のものがありますが、こちらは選ばないでください。

ドラッグ&ドロップするとチャートの左上に進行状況が表示されます。進行状況の表示が消えるまでしばらく待ちます。(2~3分かかります)
【補足情報】
「periodconverter」は元々MT4に常備されているスクリプトですが、1つの時間足のみデータ作成(1分足から5分足を作成)してくれるスクリプトです。各時間足分のデータ作成は非常に面倒、一括でデータ作成して欲しい!という事で「period_converter_ALL」が登場してきたわけですね。
データ作成確認
MT4の画面でメニューバーの「ファイル」→「オフラインチャート」をクリックします。すべての時間足のデータが作成されていれば成功です。

最初にデータを消した、「history」フォルダ→「(自分が利用しているデモサーバー)」フォルダの方も確認します。

しっかりとデータが出来ている事がわかります。
あとはMT4側で実際にチャートがうまく表示出来る事も確認し、バックテストを実施してください。
チャートがうまく表示できない場合は展開に失敗しているので再度取り込みなおしましょう。
FXDDヒストリカルデータのよくある質問
FXDDのヒストリカルデータは現在もダウンロードできますか?
いいえ。2026年8月現在、以前利用できたFXDDのヒストリカルデータ専用配布ページは削除されており、新規ダウンロードはできません。
FXDD公式サイトにアクセスすれば入手できますか?
現在のFXDD公式サイトではMT4・MT5などの案内は確認できますが、以前のような1分足ヒストリカルデータの配布ページは確認できません。古い記事に残っているFXDDのダウンロードURLは、そのまま利用できない点に注意してください。
以前ダウンロードしたFXDDのHSTファイルは使えますか?
手元に旧FXDDのHSTファイルが残っている場合は、本記事のアーカイブ手順を参考にMT4へインポートできます。ただし、実際に利用するMT4環境でチャート表示やバックテスト結果に異常がないか確認してから使用してください。
さいごに
以上が、旧FXDDのヒストリカルデータをすでに持っている場合のMT4取り込み手順です。
2026年8月現在、FXDDからヒストリカルデータを新規ダウンロードすることはできません。そのため、これからバックテスト環境を作る場合は、現在も入手できる別のヒストリカルデータを利用するのがおすすめです。
無料で利用できるヒストリカルデータの候補は、以下の記事で比較しています。
旧FXDDデータを取り込んだ場合は、保存されている期間の範囲でバックテストできることを確認してください。
※もし、過去チャートの取り込みがうまくいかなかった場合はこちらもお試し下さい








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