FXに興味はあるけど、「難しそう」「裁量トレードだと中々勝てない」と感じていませんか?
そんな方に注目されているのが、**自動売買(EA)**という方法です。
EAを使えば、プロが作ったルールに沿って、あなたの代わりに24時間自動でFX取引を行ってくれます。相場を見続ける必要がないため、忙しい方や初心者でも始めやすいのが魅力です。
ここでは、そんな初心者の方に向けて自動売買の始め方についてを解説しています。
これらをすべて自動で行ってくれるのがEAの特徴です。
🔍 EAとは?FX自動売買の基本をやさしく解説
EA(自動売買)とは?
**EA(エキスパートアドバイザー)**とは、MT4というFXツール上で動く「自動売買プログラム」です。
- チャートの分析
- エントリー・決済の判断
- 取引の実行
しかも、感情に左右されずルール通りに淡々と動作します。これが裁量トレードと決定的に違う点です。
MT4とは?EAを動かすための必須ツール
EAは「MT4(MetaTrader 4)」という無料ツール上で動きます。
裁量トレードでも使われる有名な取引プラットフォームで、チャート分析・注文・EAの稼働などすべてを担います。以下の画像がMT4です。

このMT4というツールはFX業者が無料提供しているツールですが、MT4を提供しているFX業者が割と少ないんです。なので、まず1つの重要ポイント。
※MT4を提供していないため
📌MT4とは?使い方・導入方法を学びたい方はこちら:
▶ MT4(MetaTrader 4)とは?使い方・導入方法を解説
裁量トレードとEAの違い(比較表)
項目 | 裁量トレード | EA(自動売買) |
---|---|---|
分析・判断 | 自分でチャートを見て判断 | プログラムが条件に応じて判断 |
エントリー | 手動操作 | 自動実行 |
メンタルの影響 | 大きい | なし |
稼働時間 | 限られる | 24時間可能(VPS併用) |
裁量トレードではメンタルや疲労が結果に影響しますが、EAは機械的な取引が可能。時間や精神的負担を軽減できます。
EAって稼げるの?
EA初心者の方からもよく質問がきますが、結論から言うと適切に選んで運用すれば十分に稼ぐことが可能です。
EAの性能や市場状況によりますが、適切なEA選びやリスク管理を行えば、安定した収益を期待できます。
以下は実際に私が使っていたEAの収益グラフですが、安定して稼げている事がわかりますよね。

ただ、このEAは販売されているEAのため購入費用が発生します。この費用こそがデメリットになります。
💡 EAのメリットとデメリットを正しく理解しよう
では自動売買のメリット・デメリットについて確認していきましょう。
✅ メリット
自動売買のメリットは大きく3つあります。
メリット | 解説 |
---|---|
感情に左右されない | 決められたルールで取引するため、裁量トレードのように焦りや迷いが生じない。 |
24時間自動で稼働 | 仕事中や就寝中でもチャートを監視・取引してくれる。 |
バックテストが可能 | 過去データを使ってEAの有効性を数分で検証できる。 |
1.感情に左右されない
EAを使う最大の利点は「感情に左右されないこと」です。裁量トレードでは焦りや欲で判断を誤りがちですが、EAは設定したルール通りに淡々と取引してくれます。

2.24時間自動で稼働
また、24時間自動で稼働するため、仕事中や就寝中もチャンスを逃しません。人間が常にチャートを監視するのは現実的に不可能ですが、EAならパソコンやVPS上で稼働し続けます。

3.バックテストが可能
さらに「バックテスト機能」がある点も大きな強みです。MT4/MT5を使えば過去チャートでEAを数分で検証でき、自分の戦略が有効かどうかを事前に確認できます。これにより効率よくEAを選別しやすくなります。
上記の動画がバックテストと呼ばれるものです。MACDのクロスでエントリーしていく手法をチェックしている感じです。(※画質が悪い場合、設定で720pを選択すると良くなります)
わずかな時間で何千回というトレードを行ってくれて、結果まで出してくれるので、EAとして導入するトレード手法が過去から通用していたのか通用していないのか一目瞭然です。
⚠️ デメリット
ではデメリットも見ていきましょう。
デメリット | 解説 |
---|---|
初期費用がかかる | EA購入費・VPS費用など。無料EAもあるが、有料の方が安定しやすい。 |
使えるFX業者が限られる | MT4/MT5対応業者のみ。国内だと数社に絞られる。 |
相場急変に弱い | 経済指標や突発的な値動きに対応できない場合がある。 |
→ これらも**対策・選び方次第で最小限にカバーできます。**記事内で詳しく解説しています。
1.初期費用がかかる
EAは非常に便利ですが、導入には初期費用がかかります。具体的には、EAの購入費やVPSレンタル費用などです。無料EAもありますが、有料EAのほうが安定して稼働しやすいため、ある程度のコストを見込んでおく必要があります。
運用方法による費用の違い
- 自前のPCで運用する場合
少数のEAを運用する場合は高性能PCは不要ですが、ノートPC(例:ASUS Vivobook X1502VAなど)でMT4を複数起動できる環境があれば十分です。停電対策や持ち運びを考えると、中スペックで安定したPCがおすすめです。初年度の電気代を含めると7〜8万円程度の費用が目安です。 - VPSを利用する場合
EA以外にPCを使わない場合は、VPSを利用する方が便利です。常時稼働が可能で停電や自宅ネット環境に左右されないため、安定した運用ができます。
もし市販のEAやVPSを確認したい方はこちら👇
▶ 初心者におすすめ市販EAランキングTOP5
▶ 自動売買(EA)を動かすならVPSが便利!仕組み等を徹底解説
2.使えるFX業者が限られる
また「対応業者が限られる」のもデメリットです。EAは基本的にMT4/MT5専用のため、国内業者では対応していない会社も少なくありません。EAを使いたい場合は対応業者を選ぶことが前提になります。
ただ、安心してください。自動売買ができるFX業者は全てまとめています👇
▶ MT4(EA)対応の国内FX業者おすすめ比較一覧
3.相場の急変に弱い
最後に「相場急変に弱い」という点です。EAはプログラムなので、想定外の値動きや経済指標の乱高下に柔軟に対応できません。安定運用のためには定期的なメンテナンスやリスク管理が欠かせません。
例えば、経済指標発表時はEAを終了させておくなど私たち側で対処することも可能ですし、EAを作る側であれば経済指標発表時はトレードしないようにする事も可能です。ただ、流石に戦争が起きた等の地政学的な世界情勢までは網羅できないのでその点では世界情勢等を意識する必要があります。
💻 まずはデモ口座でEAを試してみよう!
いきなりリアルマネーは不安…という方は、まず無料のデモ口座でEAを動かしてみましょう。
- リアルと同じ環境で体験できる
- EAの挙動やMT4の操作感を確認できる
- 無料EAを使って気軽に始められる
MT4の設定や使い方
MT4がダウンロードできたら、次はMT4を使ってみましょう。
無料EAの利用
MT4の使い方がある程度わかったら、次は自動売買に必要なEAをMT4に入れましょう!
当サイトでEAを無料配布中ですので、それを使って自動売買ができるようにしていきます。
まとめ|次のステップへ進もう(EAの本番環境を作る)
以上、『EAとは?初心者向けにFX自動売買の仕組み・特徴・メリットをわかりやすく解説』でした。
デモでEAに慣れたら、次は実際の資金での本番運用へ環境をステップアップしていきましょう。
👇 本番環境を作るためのガイドはこちら
🔗 学習ステップナビゲーション
【FX自動売買(EA)入門ガイド】からの学習ステップ
ステップ | 記事タイトル | 内容 |
---|---|---|
🧩 Step 1 | (現在の記事) | EAの基本や仕組み、MT4について学ぶ |
🧩 Step 2 | FX自動売買の準備ガイド | 口座開設・VPS契約・MT4導入を実践 |
🧩 Step 3 | 自動売買ステップアップ完全ガイド | EA運用の実践・ステップアップ方法 |
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