概要
私がEA取引のメインで使っているFXTFという国内FX業者なんですが、2020/5/2以降に新規口座開設した口座だとEA取引が不可能になっていました。
しかし、2021年12月6日以降またEAで取引ができるようになっていました!
今回は、FXTFがEAを使っていくうえで問題無いのかを確認していきたいと思いますので、FXTFでEAを使うことをご検討されている方は是非参考にして頂ければと思います。
※この記事は古く、現在FXTFはこちらの内容になっております↓
手数料の確認
スプレッドが米ドル/円で0.1銭と業界最狭値なのでEAが使えるとなればかなりお得なのですが、FXTFのHPを確認していると1文気になるところが・・・。
『EAでのトレードは手数料がかかる』との事。
どれぐらいかかるのかを調べると、新規10,000通貨(0.1ロット)あたり20円です。
※決済時にはかかりません
ロット | 手数料 |
---|---|
1,000通貨 | 2円 |
10,000通貨 | 20円 |
1,00,000通貨 | 200円 |
1,000,000通貨 | 2,000円 |
ここまで表にすると分かる方も多いと思いますが、要は0.2銭分の手数料がかかります。つまり、米ドル/円は手動なら0.1銭でEAを使うと0.3銭という形になります。実際に20万通貨分をEAでエントリーすると、以下のような感じで手数料がかかっている事がわかります。
ただ、手数料がかかったとしてもEAが使えるFX業者で0.3銭よりスプレッドが狭い業者はありませんので、EAが使える国内のFX業者でFXTFが最狭スプレッドという事になります。
スプレッドが狭いFX業者(EAが使える業者)をお探しの場合は、FXTFがおすすめです。
スプレッド等の詳細は『EAが使える国内FX業者【3選】』記事にまとめました。早朝・仲値・指標発表時等のスプレッド値の詳細を確認したい方は参考にしてみてください。
以下は、OANDA Japanと比較した結果です。
OANDA Japanと比較
大体スプレッドが同じOANDA Japanと比較しながら、もう少し見ていきたいと思います。
スプレッド
通貨ペア | FXTF(手数料込) | OANDA |
---|---|---|
米ドル/円 | 0.3銭 | 0.5銭 |
ユーロ/米ドル | 0.4銭 | 0.5銭 |
ユーロ/円 | 0.6銭 | 0.6~0.8銭 |
ポンド/米ドル | 0.9銭 | 1.0~1.2銭 |
ポンド/円 | 0.9銭 | 1.2~1.5銭 |
豪ドル/円 | 0.6銭 | 0.6~1.0銭 |
他通貨ペアのスプレッドに手数料を加えてもOANDAよりも良いことがわかります。
※2022年後半からOANDAのスプレッドが少し開いてきているので更新しました
スワップ
業者 | ショート時 | ロング時 |
---|---|---|
OANDA | -2000円 | 1400円 |
FXTF | -1727円 | Lは527円 |
2022年12月15日時点での米ドル/円の10万通貨のスワップですが、FXTFのロング時がやや厳しいぐらいです。
ロット数
業者 | 最大発注数量 | 最小発注数量 |
---|---|---|
OANDA | 10ロット(100万通貨) | 0.1ロット(10,000通貨) |
FXTF | 10ロット(100万通貨) | 0.01ロット(1,000通貨) |
ロット数は、FXTFの方が勝手が良いです。
キャンペーン
キャンペーンについては、FXTFが月の取引量に応じたキャッシュバックキャンペーンを毎月行っているのでお得です。
※米ドル円では2022/12/15現在キャッシュバックキャンペーンを行っていません
その他の比較
実際に自分が両方のFX業者を使用していて、他で思う事を記載します。
OANDAの方が劣っている点
OANDAの場合重要指標発表時や、週明け時に10銭以上スプレッドが開く事が結構あります。対してFXTFはほぼ4銭以内です。
FXTFの方が劣っている点
FXTFは指値、逆指値を現在値から5銭以上開けないと設定できないので5銭未満で回すEAを運用する事ができません。対してOANDAは制限がないので5銭未満で回すEAを運用する事ができます。
イベント時のスプレッド
経済指標 | 通貨 | FXTFスプレッド | OANDAスプレッド |
---|---|---|---|
早朝(2023/02/08 07:30) | 米ドル/円 | 4.0Pips | 3.5~5.0Pips |
仲値(2023/02/08 09:55) | 米ドル/円 | 1.0Pips | 1.0~2.1Pips |
さいごに
以上が、『FXTFがまたEA使えるようになっていた件』です。
上記をまとめて思った事は、現段階ではFXTFが有利となります。裁量トレードも含めるとさらにFXTFが強いです。
私は今までFXTFをメインで運用してきましたがOANDAに資金を移そうと思っています。理由は1日以上ポジション保持する事が殆どなのでスワップ面を考慮してという事になります。
※2022年後半からOANDAのスプレッドが少しあがったのでFXTFに戻しました
※ EAのサンプルソースを一覧表にまとめました
※オンラインレッスンやってます
コメント
見やすい比較ありがとうございます。私は今までFXTFを使っていて8/1から手数料組です。1日あたり500円以上も手数料が増えて、年間10万以上払う事に…。ドル円やユロドルのキャッシュバックも無くなったのでつらいです。私もOANDAに移ります。
コメント有難うございます。
キャッシュバックが無くなり、手数料が付きFXTFのうまみがなくなってしまいましたよね・・・。OANDAは最近珍しくかなりスプレッドが広がってしまって(CPI発表時)問題になってるみたいですが、Twitter等の情報を見る限りどうやら補填もありそうなので良いと思います。